シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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国際情報演習Ⅰ | 2024 | 後期 | 木5 | 国際情報学部 | 吉田 雅裕 | ヨシダ マサヒロ | 2年次配当 | 2 |
科目ナンバー
GI-IF2-SM02
履修条件・関連科目等
特になし
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
本演習では、情報の仕組み、情報法、情報実践、グローバル教養をバランスよく組み合わせながら、学際的な研究テーマの立案を行うための関連研究と専門知識に関する調査を行う。具体的には、IoT、AI、データサイエンスを中心としたIT技術に関する研究を行う。例えば、自動運転車、飛行ドローン、ゲームAI、芸術AI、データサイエンスなどのIT技術に関する研究テーマが対象であるが、担当教員が提示する既定の研究テーマ以外にも、各自が自由に研究テーマを設定することも可能である。実際に手を動かしながらプログラミングやシステム構築を行い、4年次の卒業制作を完成させるために必要なエンジニアリング能力を身に着ける。さらに、ITを駆使してさまざまな社会問題を解決するために必要となるIT関連の法律や、諸外国のIT政策の動向などについても調査する。本講義の担当教員が通信事業者の実務で培った経験をもとに、実務に耐えうる水準の情報の仕組み、情報法、情報実践、グローバル教養をバランスよく習得する。
科目目的
(1)情報基盤、(2)情報法、(3)情報実践、及び(4)グローバル教養という四分野全体の学びの総括を行って、これら基礎・応用学力の定着化をはかり、もって最終的には四分野の全ての知見を「国際情報演習V」における専門的な研究テーマの研究発表に活かせる能力の素(そ)を養うことを目的とする。教育手法としては、演習方式を採る。四分野それぞれの理解度をバランス良く総括・向上させるようなテーマを指導教員が履修者に提示し、そのテーマを履修者が調査し文書化して、それを発表し、かつ質疑応答と意見交換に服することで、発表者の理解度と発表能力を深めるばかりか、自分の調査だけでは得られない他者の考えや知見を学ぶ機会とする。なお指導教員が与えるテーマは、指導教員自身の専門性に偏ることのないように、(1)~(4)全てへのバランスを維持するように留意することとする。
到達目標
卒業制作に向けた研究テーマや研究計画などを具体的に決定する。
授業計画と内容
第1回 : イントロダクション
第2回 : 大学における研究の進め方
第3回 : 研究内容の検討
第4回 : 研究計画の検討
第5回 : 関連研究調査(ITの動向)
第6回 : 関連研究調査(ITに関する法律や政策)
第7回 : 関連研究の紹介・前半
第8回 : 関連研究の紹介・後半
第9回 : 研究テーマの企画と発表準備
第10回 : 研究テーマ企画の発表・前半
第11回 : 研究テーマ企画の発表・後半
第12回 : 研究成果物の作成・前半
第13回 : 研究成果物の作成・後半
第14回 : 全体の総括
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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その他 | 100 | 各回の演習における発表内容や研究成果物(実装したプログラムなど)によって評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
プレゼンテーション/実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
学生のノートパソコンを用いてAIやIoTの演習を行う。
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
関係する具体的な職歴:2013年4月~2019年3月、日本電信電話株式会社にてネットワーク仮想化と自動運転車に関する研究開発を実施。
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
実務経験から得られた知見は、AIやIoTに関する演習内容に深く関係する。
テキスト・参考文献等
授業でテキストを使用せずに、レジュメ等の配布資料で代替する
その他特記事項
本演習は、就職活動などのやむを得ない理由が無い限り、全回出席を原則とする。