シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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国際情報演習Ⅱ | 2024 | 前期 | 月3 | 国際情報学部 | 角田 篤泰 | カクタ トクヤス | 3年次配当 | 2 |
科目ナンバー
GI-IF3-SM03
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
受講生各自の卒業研究テーマの方向性を一旦本演習Ⅱの早い段階で決めます。そのテーマに従い、技術習得や調査・分析を進めます。チームプレイとして構成するために、プロジェクト管理者、シナリオ作成者(要求仕様策定者)、コンテンツ作成者(外部仕様策定者、画像・動画の作成者)、システム開発者、などに役割分担します。さらに、グループワークについても学び、各自独立しながら、かつ効果的なチームプレイを目指します。
授業では、すべての基本となる論理学やプロジェクト管理の基礎については全員学び、それぞれのテーマに関する技術や知見については必要なものをサブゼミや自習で学びます。それらの学修成果や進捗報告を毎回プレゼンテーションし、全員でディスカッションします。詳細の開発技法の修得や込み入った法的な議論については、サブゼミを中心に小グループに分かれて演習を進めます。本セメスターの終わりにはチームテーマ及び各自のテーマを絞り込みます。チームが複数になっても構いませんし、複数チームに所属しても構いません。個人制作の場合でも、何らかの形で他の人と連携を図るようにします。
なお、国際情報演習Ⅰの活動の中で、実際に他大学の授業支援を行った際の改善点(法的、教育的、システム的な各側面)なども議論して、実際に改善を進め、ユーザが存在する実システムの運営のライフサイクルの現場についても経験を蓄積します。
夏休みには、本演習に関連するような施設見学や訪問を含む、ゼミ合宿を予定しています(3・4年生合同ゼミ合宿。2年生が参加できる場合は新歓も兼ねます。なお、参加は必須でなく自由参加とします)。
科目目的
卒業制作や卒業論文作成に向けてさらに特化した基礎的な技能や知識の修得を行い、制作や研究の問題設定について、調査・分析を行い、制作や研究のための計画立案や成果物設計を実施します。具体的には、各自のテーマに向けた基本書の講読とプレゼンテーション、問題解決手法・プロジェクト管理技法・発想法に関する基本的事項の理解については国際情報演習Ⅰに引き続き、深化させます。
到達目標
各自のテーマに合わせてコンテンツ制作あるいはシステム開発に関する基礎技術と、テーマに関する分野の基礎知識を習得します。
卒業制作や卒業論文執筆に向けたテーマ設定や問題設定を明確化し、制作や研究の計画の詳細を立案します。
授業計画と内容
第1回 研究活動状況報告会:春合宿のフォロー
第2回 問題分析・整理
第3回 卒業制作に向けた問題設定
第4回 研究計画策定:方法論の理解
第5回 研究計画策定:方法論の適用
第6回 調査報告会:前半グループ
第7回 調査報告会:後半グループ
第8回 調査方法のレビュー
第9回 問題解決の手法と実習:典型例
第10回 問題解決の手法と実習:コンテンツ制作系受講生のテーマを題材に
第11回 問題解決の手法と実習:システム開発系受講生のテーマを題材に
第12回 研究進捗報告会
第13回 プロトタイピング開発手法
第14回 夏季休暇に向けての研究計画
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出/その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
各自の研究テーマに関する調査と制作物の設計を進める。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 30 | 授業中の発言や課題レポート等の回答を30%に換算して評価する。 |
その他 | 70 | 各自のテーマに関わる研究・制作活動の進捗を70%に換算して評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う/その他
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
オフィスアワーやオンラインを用いた対面での指導も実施する。
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション/実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
担当教員が用意したWebサーバ上で、共同作業やグループウェア操作を行う。
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
民間企業にて、AIシステムを中心とした、様々なシステムの開発に携った。さらに、Web技術が世界に発表された比較的直後の1994年頃、既に大量のホームページの作成の請負業務を行っていた。
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
卒業制作のシステム開発やコンテンツ制作の技能は、実務経験そのものを伝えて教育する。
テキスト・参考文献等
授業中やmanaba等で、必要に応じて、適宜指示する。学生のテーマごとに異なる資料もあるので、個別に指示することもある。