シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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国際情報演習Ⅴ | 2024 | 後期 | 月5 | 国際情報学部 | 吉田 雅裕 | ヨシダ マサヒロ | 4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
GI-IF4-SM06
履修条件・関連科目等
特になし
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
本演習では、「国際情報演習IV」で学んだ内容の中で、情報基盤、情報法、情報実践、グローバル教養の全ての学問分野を横断したテーマを設定したうえで、調査、発表、質疑応答・意見交換を行う。特に、音声認識と画像認識に関する数学的な理論の学習と、プログラミング言語を用いた実装を行う。また、音声認識と画像認識に関する法律や諸外国の取り組み状況などについても調査することで、広い視野、高い視座で学際的な研究を行う。本講義の担当教員が通信事業者の実務で培った経験をもとに、実務に耐えうる水準の音声認識と画像認識の能力を習得する。
科目目的
「国際情報演習III」では(1)情報基盤及び(2)情報法を、「同IV」では(3)情報実践及び(4)グローバル教養を、専門的テーマに活かした演習を行った。これに基づき本演習では、国際情報系演習の集大成として、(1)~(4)の全ての知見や思考力を専門的テーマに活かした演習を行い、もって四学問分野全てを活かした複合的視点から専門的な問題事象の解明や解決策を提案する能力の養成を目的とする。教育手法としては、「国際情報演習I」~「IV」までと同様な演習方式を採る。指導教員が与えるテーマは、指導教員自身の専門性に則した内容を原則とするが、これに対し履修者が行う調査・発表等々は四学問分野の全てを重視した複合的視点に基づくことを求める点において、「国際情報演習IV」よりも発展的かつ集大成的な内容とし、もって当学部での学びの成果物たる「卒業論文」又は「卒業制作」へと繋げる。
到達目標
音声認識と画像認識に関する技術内容を理解し、法律や諸外国の取り組みなどを考慮したうえで、実社会指向のサービスを提案できるようになる。
授業計画と内容
第1回 : イントロダクション
第2回 : 音声認識(音響分析)の理論と実装・前半
第3回 : 音声認識(音響分析)の理論と実装・後半
第4回 : 音声認識(発話辞書)の理論と実装・前半
第5回 : 音声認識(発話辞書)の理論と実装・後半
第6回 : 音声認識(言語モデル)の理論と実装・前半
第7回 : 音声認識(言語モデル)の理論と実装・後半
第8回 : 画像認識(画像処理)の理論と実装・前半
第9回 : 画像認識(画像処理)の理論と実装・後半
第10回 : 画像認識(位置検知)の理論と実装・前半
第11回 : 画像認識(位置検知)の理論と実装・後半
第12回 : 画像認識(物体検知)の理論と実装・前半
第13回 : 画像認識(物体検知)の理論と実装・後半
第14回 : 全体の総括
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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その他 | 100 | 各回の演習における発表内容や研究成果物(実装したプログラムなど)によって評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
プレゼンテーション/実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
学生のノートパソコンを用いてAIやIoTの演習を行う。
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
関係する具体的な職歴:2013年4月~2019年3月
日本電信電話株式会社にてネットワーク仮想化と自動運転車に関する研究開発を実施。
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
実務経験から得られた知見は、音声認識や画像認識に関する演習内容に深く関係する。
テキスト・参考文献等
授業でテキストを使用せずに、レジュメ等の配布資料で代替する
その他特記事項
本演習は、就職活動などのやむを得ない理由が無い限り、全回出席を原則とする。