シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
比較宗教論 | 2024 | 前期 | 金5 | 国際情報学部 | 保坂 俊司 | ホサカ シュンジ | 3・4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
GI-ST3-GL14
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
国際的な、あるいはグローバルに活躍出来る人材の育成を目指すITLの卒業生の知的なよりどころとして、日本文化への深い理解は不可欠である。
しかし、日本人である我々が、日本の文化、特に宗教や思想を本格的に学ぶ機会は少ない。本講座では、特に、日本文化の基本である宗教に関して鳥瞰的に学ぶ。その際、日本の宗教文化、宗教思想の理解に不可欠な人物に焦点を当てて検討する。
具合的には、聖徳太子、最澄、空海、法然、明恵、親鸞、道元、日蓮、一遍、忍性、ハビアン、利休、宮本武蔵、林羅山、本居宣長、良寛、平田篤胤、福沢諭吉、渋沢栄一、西田幾多郎、鈴木大拙などである。
科目目的
日本の文化の理解を深めて、国際的に活躍出来る教養を涵養する。日本の宗教文理解には、世界中の宗教に関する理解が必要である。なぜなら、日本には、神道をはじめ仏教、キリスト教、儒教、道教等が共存し、その結果、独自の日本文化が形成されているからである。そのために、日本文化理解は、必然的に比較宗教の視点が不可欠となる。本講座で扱う人々は、日本の宗教思想において、重要な人々である。そして、彼らの思想や教えを理解することは、必然的に比較宗教研究となるのである。
到達目標
本講座の到達点は、日本の文化、宗教の基本的な考え方を理解し、それを外国人に説明できる正確な知識の習得である。
授業計画と内容
1・聖徳太子と日本の第一次国際化
2・神仏習合
3・山岳信仰と役行者
4・最澄と空海
5・法然と親鸞
6・明恵と伝統仏教
7・認証と仏教の実践
8・道元と道の思想
9・日蓮の政治思想
10.一遍の思想
11・宗教と芸道
12・キリスト教と日本
13・儒教・仏教・神道・キリスト教の共生の時代
14・近代以降の思想家
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
---|---|---|
期末試験(到達度確認) | 50 | ウエブ授業の場合は、レポートとなる。 |
平常点 | 50 | 出席や発言など |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
クリッカー
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
授業は、配付資料
参考文献は、それぞれの人物の伝記など