シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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データサイエンス基礎 | 2024 | 後期 | 火4 | 国際情報学部 | 吉田 雅裕 | ヨシダ マサヒロ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
GI-AI1-IT08
履修条件・関連科目等
特になし
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
ビッグデータの利活用が必須化している現代において、実際に大量のデータに接し、それを加工・分析・可視化するスキルが極めて重要となる。本講義では、Microsoft社の表計算ソフト『Excel』を用いて、演習を中心とした授業内容により、データサイエンスの基礎技術を習得する。
科目目的
情報社会が抱える諸課題を多角的に分析・解明した上で、その問題の解決策を論理的に構築するために有用なデータサイエンスの基礎技術の習得を目指す。ビッグデータを収集する方法、データクレンジングの方法、データの正しい読み方、統計的手法を用いたデータ分析技術を身につける。さらに、Kaggleなどで公開されている実用的なビッグデータを用いて、実践的なデータサイエンスの能力を習得する。日ごろ直感的に感じていることと、データサイエンスで明らかになることを比較し、データサイエンスに関するより深い理解を得ることを目標とする。
到達目標
Excelを用いたデータクレンジングの方法、データの正しい読み方、統計的手法を用いたデータ分析をできるようになる。実際のビッグデータに対して、データサイエンスの各種手法を適用できるようになる。
授業計画と内容
第1回 : イントロダクション
第2回 : データサイエンスのプロセス
第3回 : データ収集①(公開データ)
第4回 : データ収集②(アンケート調査)
第5回 : データクレンジング
第6回 : データ集計
第7回 : データ可視化
第8回 : 統計学基礎
第9回 : 統計的推定
第10回: 統計的検定
第11回: 質的データの分析
第12回: 量的データの分析
第13回: データサイエンス演習・前半
第14回: データサイエンス演習・後半
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 100 | 各回の授業時に提示する課題:60% 最終レポート課題:40% |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
学生のノートパソコンにインストールされたExcelを利用
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
関係する具体的な職歴:2013年4月~2019年3月
日本電信電話株式会社にてネットワーク仮想化と自動運転車に関する研究開発を実施。
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
実務経験から得られた知見は、大量のデータを扱うデータサイエンスの実践的な技法に関する内容に深く関係する。
テキスト・参考文献等
授業でテキストを使用せずに、レジュメ等の配布資料で代替する。
その他特記事項
講義中にExcelを利用するため、Excelを利用可能な端末を持参すること