シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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メディア論 | 2024 | 後期 | 木5 | 国際情報学部 | 村田 雅之 | ムラタ マサユキ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
GI-ME1-SE14
履修条件・関連科目等
特になし
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
情報は、真空の中ではなく、様々な社会的条件のもとで生み出され流通している。メディア社会の進展の中で、テレビなどのメディアに媒介された情報を一方的に受容するのではなく、クリティカルに読み解くスキルの獲得が、ますます重要になってきている。本講義では、情報の単なる「受け手」ではなく、よき「読み手」となるための基本的な知識を学ぶ。各種メディアによる表現の鑑賞と分析(腑分け、読み解き)をとおして、現代におけるメディアとその環境について理解を深め、情報の「創造的な発信者」となるための前段階を整えることを目的とする。なお、前半の理解をより深めるため、後半に一部演習を導入する。
科目目的
現代におけるメディアとその環境について理解を深め、情報の「創造的な発信者」となるための前段階を整えること、およびメディアの意識化をとおして「日常を再発見」することを目的とする。
到達目標
(1) 自身のメディア接触の様相を客観視して、認識をあらためることができる。
(2) 鑑賞と分析をとおして、多様なメディア表現の特徴と可能性について説明できる。
(3) 現代のメディア環境について理解を深め、メディア情報への接し方について説明できる。
授業計画と内容
第1回 : オリエンテーション
第2回 : 現代のメディア状況の概観
第3回 : メディアと暴力
第4回 : 情報操作とプロパガンダ
第5回 : 課題の説明と検討
第6回 : 映像技法の基礎 (1)基本技法の導入
第7回 : 映像技法の基礎 (2)基本技法の応用
第8回 : 映像技法の基礎 (3)プロフェッショナルの仕事
第9回 : 映像技法の基礎 (4)不調和と多重性
第10回 : 映像技法の基礎 (5)各種技法の導入
第11回 : 映像技法の基礎 (6)各種技法の展開
第12回 : 映像技法の基礎 (7)公共的メッセージの発信
第13回 : メディアを主体的に読み解くために
第14回 : 総括・まとめ
授業時間外の学修の内容
授業終了後の課題提出/その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
(1) 講義終了時に提出する以外の課題レポートおよび演習課題の準備、制作等は授業時間外の作業となる。また、後半に導入する演習に伴い、時間外の「グループワーク」が必要となる。オリエンテーションにおいて、演習課題の性質や作業内容を十分に確認、了解のうえで履修すること。
(2) 復習として、講義で学んだ内容(概念や理論など)を、日常にあてはめて具体的に検証してみること。印象に残った内容について、友人や家族などと会話することが、概念の理解を深めることに非常に役立つ。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 15 | 後半の演習内容に関連した「課題レポート」を学期途中に課す。 |
平常点 | 85 | 各回講義終了時に小レポートを毎回提出予定。 |
成績評価の方法・基準(備考)
欠席回数が基準(小レポート未提出6回以上)を越える場合、無条件でE判定とする。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う/その他
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
各回の小レポートについては、全体状況を適宜報告の予定。
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/グループワーク/その他
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
学期後半に「グループワーク」を伴う演習を導入する予定。
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
【テキスト】使用しない。プリント資料を配布するので、各自整理しておくこと。
【参考文献】講義内またはmanaba上で適宜指示する。
その他特記事項
(1) 映像資料を多数導入する。迷惑になるので、遅刻および途中での入退室をしないように気をつけること。
(2) 上記の欠席基準に対応して、出欠管理を十分に行うよう心掛けること。
(3) 第6回以降の具体的な進行は、履修者数(グループ数)に依存する。全体の構成に変更が生じる可能性について了解すること。
参考URL
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