シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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国際私法2(A) | 2024 | 後期 | 水2 | 法学研究科博士課程前期課程 | 佐藤 文彦 | サトウ フミヒコ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
JG-IR5-605L
履修条件・関連科目等
履修条件は、特に定めないが、民事法専攻の者が履修することを想定している。
民事法全般が関連科目となるが、とりわけ、国際取引法及び国際経済法が関連科目となる。
授業で使用する言語
日本語/ドイツ語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
ドイツ国際私法の基本文献を読み、ドイツ国際私法全般にわたる理解を深める。
科目目的
(1) ドイツ語の読解力と、その日本語表現力を身につける、
(2) ドイツ国際私法全体にわたり、理解を深める、
ことである。
到達目標
近い将来、
(1) 雑誌論文を精読し、いくつかの関連文献を読みこなせる、
(2) それに基づいて、習作論文の執筆ができる、
ことである。
授業計画と内容
現在のところ、前期に引き続き、後述のテキスト(Junker, Internationales Privatrecht, 2. Aufl.)を、以下のようなペースで読むことを考えているが、履修者の能力や希望を勘案して、より適切なテキストで、また、適切なスピードで進めていく。テキストの選択を含めて、一応の目安と考えられたい。前期からの継続履修を想定しているが、後期からの履修も受け入れる。
第 1回 § 14 Recht der Rechtsgeshäfte
第 2回 § 15 Vertragliche Schuldverhältnisse ("Rom I")
第 3回 § 16 Außervertragliche Schuldverhältnisse ("Rom II")
第 4回 § 17 Rechte an Sachen
第 5回 § 18 Ehe und Lebenspartnerschaft
第 6回 § 19 Weitere Gegenstände des Familienrechts
第 7回 § 20 Erbrecht und Vermögensnachfolge
第 8回 訳文見返し(§1~§3)
第 9回 訳文見返し(§4~§5)
第10回 訳文見返し(§5~§8)
第11回 訳文見返し(§9~§11)
第12回 訳文見返し(§12~§15)
第13回 訳文見返し(§15~§17)
第14回 訳文見返し(§18~§20)
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
履修者の能力にもよるであろうし、他の科目との兼ね合いもあろうが、週に20時間程度の予習と、10時間程度の復習を想定している。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 100 | 提出された訳文の質、質問に対する応答、訂正された訳文の内容等を、総合的に評価する |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
授業では、テキストとして、Junker, Internationales Privatrecht, 5. Aufl.を用いる。
特に要望があれば、各自の状況に適合するような、参考文献を個別に指示する。