シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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国際取引法2(A) | 2024 | 後期 | 月3 | 法学研究科博士課程前期課程 | 梶田 幸雄 | カジタ ユキオ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
JG-IR5-607L
履修条件・関連科目等
特にありません。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
国際取引法の理論と実務の動向について研究する。各種の国際取引形態とその契約上の留意点の理解も深め、企業の海外事業展開にどのようなリーガルリスクが存在し、実際にどのような紛争が生じ、どのような解決方法(法的解決方法とインフォーマルな解決方法)がとられているのかを考察する。紛争解決法については、国際調停、国際仲裁(商事仲裁と投資仲裁)を中心に理論と実務を研究する。さらに、リーガルリスクをマネジメントするにはどうするのが適当であるのかについて考察する。
科目目的
国際取引から紛争が生じた場合の各種解決法の理論と実務を理解し,運用上の留意点などについての知識を習得する。
到達目標
国際取引契約紛争発生時に紛争の態様を分析し、いかなる解決法が適切であるかを選択し、受講生が国際取引実務に携わる際に受講生自らが争点を発見し、解決策を提言できるようになることである。
授業計画と内容
履修者の関心に応じて対応するが、おおよそ以下の内容を予定している。
1 M&Aと紛争
2 国際人事労務管理:映画『 GUNGHO』
3 海外企業における労働争議と異文化コミュニケーション
4 国際商事紛争解決法の概観
5 国際民事訴訟
6 国際商事調停
7 国際商事仲裁
8 国際取引紛争とWTOの紛争解決法
9 国際投資仲裁
10 国際取引と人権・環境保護
11 経済安保と国際取引契約
12 多国籍企業の国際取引のリアリティー
13 グローバルガバナンスと国際取引法
14 Business Solutionの技法
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
新聞などニュースや専門誌で国際取引、とりわけ中国ビジネスに関連してさまざまな問題が取り上げられています。これらに問題意識を持ち、関心を持った事柄について自発的に調べて、講義の際に自らの考え方を積極的に発表できるように準備をしてください。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 60 | 期末にレポートの課題を出します。 |
平常点 | 20 | 授業への出席状況と問題意識を持った発言。 |
その他 | 20 | 学期内に数回の課題を出します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
タブレット端末
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
特になし。毎回、レジュメを配布します。必要に応じて授業内で参考文献を紹介します。