シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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中国政治特講1(A) | 2024 | 後期 | 火5 | 法学研究科博士課程前期課程 | 李 廷江 | リ テイコウ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
JG-IN5-709L
履修条件・関連科目等
特にありませんが、中国研究・東アジア国際関係史および日中関係史の研究を目指す院生が望ましい。勿論、実務に関心のある方も歓迎します。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
本授業では、前期と後期に分けて、日清戦争から今日までの中国社会の変革と外部世界(特に日本)との関連を実証的に検証します。
科目目的
近代中国における文化受容の視点から中国社会の変革と外部世界との関連について、歴史的に総合的に検証することにより、その全体像と特徴および新たな解釈を提示しようとするものであります。
到達目標
近代中国における文化受容の視点から中国社会の変革と外部世界との関連について、歴史的に総合的に検証することにより、その全体像と特徴および新たな解釈を提示しようとするものであります。
授業計画と内容
1 イントロ-清末中国社会変革と外部世界-外来文化受容の視点を中心に
2 1895年の敗戦とその衝撃
3 危機の認識とその打開策
4 清末改革と日本(1)政治関係
5 清末改革と日本(2)経済関係
6 清末改革と日本(3)教育関係
7 清末改革と日本(4)軍事関係
8 清末改革と日本(5)法律関係
9 清末改革と日本(6)日本留学
10 清末改革と日本(7)日本視察
11 清末改革と日本(8)翻訳関係
12 清末改革と日本(9)地方関係
13 清末改革と日本(10)外交関係
14 まとめ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
配布した資料を理解し、次の参考書を読むこと。
1 阿部洋著『中国の近代教育と明治日本』(福村出版 1990)。
2 塚瀬進『近代日中関係史研究論文目録 1946年~1989年』(竜渓書舎 1990)。
3 梅溪昇著『お雇い外国人-明治日本の脇役たち』(講談社・2007)。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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中間試験 | 30 | 理解力と文章力を重視すること |
期末試験(到達度確認) | 20 | 理解力と文章力を重視すること |
レポート | 20 | 理解力と文章力を重視すること |
平常点 | 30 | 理解力と想像力を重視すること |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/反転授業(教室の中で行う授業学習と課題などの授業外学習を入れ替えた学習形式)/ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション/実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
クリッカー/タブレット端末
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
教科書等に定めない。資料とレジメは、配布します。
参考書
1 近代日本関係史年表編集委員会編『近代日本関係史年表』(岩波書店、2005年)。
2 入江昭著興梠一郎『日中関係のこの百年』(岩波書店、1995年)。
3 平野健一郎『国際文化論』(東京大学出版会、2000年)。
4 ジョン・K・フェアバンク『中国回想録』平野健一郎・蒲池典子共訳(みすず書房、1994年)。
5 李廷江『日本財界と辛亥革命』(御茶の水書房、2003年)。