シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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専門導入A(社会人のための計量政治学入門) | 2024 | 前期 | 水2 | 法学研究科博士課程前期課程 | 古賀 光生 | コガ ミツオ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
JG-OL5-213L
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
政治学で用いる計量的な手法の初歩の初歩を紹介します。
具体的には、統計的仮説検定、相関、回帰、などを、基本的な理論も紹介しつつ、
政治学で実際に応用することを試みます。
統計ソフトは「R」を用います。
演習は、学部生向けの「社会調査論1」と合併で実施されます。
科目目的
この講義は、専門導入科目として位置づけられます。
すなわち、すでに計量的な手法に長けた大学院生ではなく、この手法になじみのない学生向けに、
初歩から丁寧に理解することを目指す科目です。
そのため、このクラスの目的は、仮説検定、相関、回帰の基本的な考え方を身に着けつつ、
それを政治分析に具体的に応用するという経験を積み上げることにあります。
到達目標
統計的仮説検定、相関、回帰(重回帰、ロジスティック回帰を含む)の基本的な考え方を身につける。
そのうえで、それらを具体的な政治分析に応用するための基礎的な経験を積む。
授業計画と内容
授業計画は以下の通りですが、学生の進捗を見て、ペースを変える可能性があります。
※ 自分のPCで作業したい学生は、適宜、PCを持参してください。
その他の学生は、データを保存するためのフラッシュメモリを持参してください。
第一回:講義の概要説明、PCの設定
第二回:ソフトのダウンロードと実際の作業
第三回:1つの変数の記述統計
第四回:2つの変数の記述統計
第五回:母集団と標本
第六回:統計的仮説検定
第七回:2つの平均値を比較する
第八回:分散分析
第九回:回帰分析
第十回:回帰分析の応用
第十一回:因子分析
第十二回:因子分析の応用
第十三回:政治学への応用
第十四回:講義のまとめ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
原則として、
1.指定の教科書を読み、その内容を理解したうえで講義に臨む
ことを求めます。そのため、授業時間学修としては、上記の予習が中心となります。
そのうえで、
2.講義中に課された課題について、講義時間内に作業が終了しなかった場合には、
各自で授業後に時間を確保して、課題を提出する。
こととなります。
具体的には、実際のデータを使った分析を授業時間外で行うことを求めます。
意欲のある受講生は、さらに、ご自身の研究のために作業を進めてください。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 40 | テーマ設定、分析の妥当性、手法選択の妥当性を基準とします。 |
平常点 | 60 | 講義時間内での作業の提出を確認します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
その他
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
実際に手を動かして分析を行います。
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
情報処理教室で実施します。その場でPCを利用します。
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキスト
山田 剛史、杉澤 武俊、村井 潤一郎『Rによるやさしい統計学』オーム社、2008年。
参考文献
浅野正彦、中村公亮『はじめてのRStudio』オーム社、2018年。
小島寛之『完全独習 統計学入門』ダイヤモンド社、2006年。