シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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専門導入B(日本の政治・行政―留学生のための導入) | 2024 | 前期 | 木3 | 法学研究科博士課程前期課程 | 武智 秀之 | タケチ ヒデユキ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
JG-OL5-215L
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
統治構造をマクロの視点から説明します。
科目目的
現実の社会を理解するための分析枠組みとしての理論や概念を理解し、その枠組みで社会の仕組みを検討する力を養成することが目標です。必要とされている能力は、暗記力ではなく、講義で問題提起された内容について理解し考える力です。皆さんは社会にでて職業人として様々な課題の設定や解決手段の選択をする機会に直面すると思いますが、その際の課題設定能力、論理思考能力、学びとる力などを養成することが到達目標です。
到達目標
日本の政治と行政の理解を深める。
授業計画と内容
1 はじめに:行政学の視角と対象
2 行政とは何か
3 行政はどのように発展してきたのか
4 執政府を考える:議院内閣制・大統領制・準大統領制
5 首長と議会の緊張関係は可能か:地方自治の政治行政機構
6 国と地方の役割分担はどのようなものか
7 多次元化・重層化する行政で何が変わるのか
8 財政赤字は克服できるのか
9 市場主義・民営化は最善の方法か
10 規制改革の光と影をいかに理解するか
11 行政改革でパフォーマンスは改善できたのか
12 公務員制度改革はアングロサクソンモデルをめざす?
13 外延化は行政範囲をグレーゾーン化するか
14 おわりに:統治構造における行政
* スケジュールは変更する可能性がある。
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 100 | 授業内容の理解水準 論理的思考 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
その他
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
manabaを通じた講評を予定しています。
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
教科書
武智秀之(2021)『行政学』中央大学出版部
この教科書は入門書ではありません。入門書を読む必要のある人は、以下の参考文献を講読してください。
参考文献
伊藤正次ほか(2022)『はじめての行政学』有斐閣