シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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憲法特講1(A) | 2024 | 前期 | 水3 | 法学研究科博士課程前期課程 | 武市 周作 | タケチ シュウサク | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
JG-PU5-301L
履修条件・関連科目等
憲法の基本的知識を修得していること。また、ドイツ語の読解能力があることを前提としています。ドイツ語初学者も対象としますが、受講する前に基本的なドイツ語の文法書の通読を勧めます。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
毎回、ドイツ語の論文について逐語訳を確認しながら、丁寧に読み進めていきます。もちろん訳の確認にとどまらず、学術的な考察も適宜行います。当該論文に関連する(日本語での)知識があるだけで、ドイツ語論文の理解は飛躍的に向上します。必要な限りで、関連する日本語論文を参照していきます。
科目目的
ドイツ国法学を比較の対象とした修士論文を執筆するために必要な基本的な能力を身に付けることを目的とします。これには、ドイツ語論文の読解能力、ドイツ語文献の理解、論文執筆の基本的な作法などが含まれます。
到達目標
ドイツ語論文の読解能力の向上の修得。
ドイツ語文献の理解。
論文執筆の基本的な作法の習得。
授業計画と内容
履修者の人数およびドイツ語能力によって以下の日程は修正される可能性があります。また、履修者の関心に合わせて、取りあげる書籍を変更・追加することもあります。詳細は開講時に決定します。
第1回 Matthias Herdegen, Das Grundgesetz im Gefüge des westlichen Konstitutionalismus, Rn.1-6
第2回 Matthias Herdegen, Das Grundgesetz im Gefüge des westlichen Konstitutionalismus, Rn.7-11
第3回 Matthias Herdegen, Das Grundgesetz im Gefüge des westlichen Konstitutionalismus, Rn.12-16
第4回 Matthias Herdegen, Das Grundgesetz im Gefüge des westlichen Konstitutionalismus, Rn.17-19
第5回 Matthias Herdegen, Das Grundgesetz im Gefüge des westlichen Konstitutionalismus, Rn.20-24
第6回 Matthias Herdegen, Das Grundgesetz im Gefüge des westlichen Konstitutionalismus, Rn.25-30
第7回 Matthias Herdegen, Das Grundgesetz im Gefüge des westlichen Konstitutionalismus, Rn.31-36
第8回 Matthias Herdegen, Das Grundgesetz im Gefüge des westlichen Konstitutionalismus, Rn.37-44
第9回 Matthias Herdegen, Das Grundgesetz im Gefüge des westlichen Konstitutionalismus, Rn.45-51
第10回 Matthias Herdegen, Das Grundgesetz im Gefüge des westlichen Konstitutionalismus, Rn.52-62
第11回 Matthias Herdegen, Das Grundgesetz im Gefüge des westlichen Konstitutionalismus, Rn.63-70
第12回 Matthias Herdegen, Das Grundgesetz im Gefüge des westlichen Konstitutionalismus, Rn.71-78
第13回 Matthias Herdegen, Das Grundgesetz im Gefüge des westlichen Konstitutionalismus, Rn.82-89
第14回 Matthias Herdegen, Das Grundgesetz im Gefüge des westlichen Konstitutionalismus, Rn.90-94
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
指定したドイツ語論文の逐語訳を作ること。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 80 | 毎回の逐語訳作成、積極的な受講態度(訳出や内容について意見表明を求めた場合の反応など)を基準とします。評価の前提条件として、出席率が 70%に満たない者、課題を提出しない者については不合格とします。 |
その他 | 20 | 内容の理解。 |
成績評価の方法・基準(備考)
毎回の授業での参加度、態度、理解度に応じて評価を行います。ただし、出席率が70%に満たない場合には、不合格となります。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
反転授業(教室の中で行う授業学習と課題などの授業外学習を入れ替えた学習形式)/ディスカッション、ディベート
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
反転授業(授業時間外に逐語訳を作成し、授業でその内容について考察する)
授業におけるICTの活用方法
タブレット端末
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
タブレット、パソコンを利用して授業を進める。授業時間内にも関連文献・判例等について国内外データベース等を用いて情報収集を行う。
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
取りあげる予定の文献・論文は以下の通り。
Matthias Herdegen, Das Grundgesetz im Gefüge des westlichen Konstitutionalismus, in Matthias Herdegen/ Johannes Masing/ Ralf Poscher/ Klaus Ferdinand Gärditz, Handbuch des Verfassungsrechts, 2021