シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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憲法特講1(B) | 2024 | 前期 | 土2 | 法学研究科博士課程前期課程 | 橋本 基弘 | ハシモト モトヒロ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
JG-PU5-301L
履修条件・関連科目等
特に履修条件は設定しないが、憲法や公法系科目の専攻に限らず、英語圏の文献を研究に用いる学生を受け入れる。もっとも、2019年度ではドイツ人の執筆した比較憲法、とくに立憲主義に関する英語文献(Dieter Grimm,Constitutionalism)を扱っており、本年もまたどうような方向で講義を進める予定である。なお履修に当たっては、リーガルリサーチを同時に履修することが望ましい。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
受講者の関心は広く、人権の享有主体性、自己決定権(親密な結合の自由)、表現の自由、プライバシー、
比較憲法史などにわたる。そのため、この授業では、いずれの分野で論文を執筆する場合でも共通して必要な知識やものの考え方を習得してもらえるようなテーマ設定(立憲主義の比較研究、比較憲法の方法論)を行い、次いで憲法の個別的論点について、各人の興味に従った内容を扱うを行う予定である。
科目目的
憲法に関する基本的な外国文献の購読力を養う
憲法判例の基本的な読み方を学ぶ
到達目標
憲法に関する基本的な外国文献の購読力を養う
憲法判例の基本的な読み方を学ぶ
授業計画と内容
1.イントロダクション
2.比較憲法の概要と方法
3.司法審査と民主主義(再訪)
4.社会契約理論
5.道徳理論
6.司法審査の実務
7.自由の諸理論
8.解釈主義
9.プラグマティズム
10.宗教の自由と人民主権
11.宗教の自由と政教分離
12.宗教の自由と道徳理論
13.宗教の自由と憲法解釈
14.まとめ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
あらかじめ割り当てた課題に取り組むこと。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 30 | 用いている文献に対する理解度を基準とする。 |
平常点 | 70 | 授業への出席や取り組み、討論への貢献を参酌する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
反転授業(教室の中で行う授業学習と課題などの授業外学習を入れ替えた学習形式)/ディスカッション、ディベート
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
タブレット端末
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
Dieter Grimm,Constitutionalism(Oxford,2016).