シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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行政法演習1(A) | 2024 | 後期 | 火2 | 法学研究科博士課程前期課程 | 牛嶋 仁 | ウシジマ ヒトシ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
JG-PU5-307S
履修条件・関連科目等
英語文献を利用することが多いので、それに関心を有する者であることが望ましいです。
授業で使用する言語
日本語/英語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
別掲テキストを素材に受講者の報告と議論を行いたいと考えていますが、テキスト・資料は、これに限らず、受講者の希望により柔軟に対応したいと考えています。
受講学生の研究の進展および修士論文に必要な文献購読を行います。
科目目的
日米環境法の比較により、日本環境法の知見を深めます。
到達目標
日米環境法の比較により、日本環境法に関する一定の知見を得ることです。
授業計画と内容
以下の計画は、下記テキストを使用した場合のものです。受講者の要望と教育効果を向上させる観点から変更することがあります。
1.日米欧気候変動法の鳥瞰
2.比較法研究の手法(文献、実地調査、留学等)
3.下記テキストを素材にした報告と議論(以下、同様)。
Chapter 4. Putting a Price on Carbon, 1. Trading, Taxes, and Regulation (1)
4.Chapter 4. Putting a Price on Carbon, 1. Trading, Taxes, and Regulation (2)
5.Chapter 4. Putting a Price on Carbon, 2. Experience with Market Instruments (1)
6.Chapter 4. Putting a Price on Carbon, 2. Experience with Market Instruments (2)
7.Chapter 4. Putting a Price on Carbon, 3. Credits and Offsets (1)
8.Chapter 4. Putting a Price on Carbon, 3. Credits and Offsets (2)
9.Chapter 4. Putting a Price on Carbon, 4. The Problem of Linkage (1)
10.Chapter 4. Putting a Price on Carbon, 4. The Problem of Linkage (2)
11.Chapter 5, Tools for Regulating Emissions, 1. Introduction to Energy Policies & Energy Sources
12.Chapter 5, Tools for Regulating Emissions, 2. The Electric Power Sector
13.Chapter 5, Tools for Regulating Emissions, 3. The Transportation Sector
14.総括
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
指示された資料について、学則に基づき1週間あたり4時間の学修を基本とします。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 30 | 授業のテーマについて周到な検討を表現することができる。 |
平常点 | 70 | 課題に基づいた報告を授業で行い、議論を深めることに貢献することができる。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
MANABAを利用した教材配布や指導。
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
1.テキスト
Daniel Farber and Cinnamon Carlarne, Climate Change Law, 2nd., Foundation Press, 2023.
この他に、受講生と相談して、以下のような(しかし限らない)日米欧行政法・環境法のテキストまたは論文を使用します。
1) Ludwig Kramer, EU Environmental Law, 8th ed., Sweet &Maxwell, 2015.
2) Daniel Farber, Environmental Law in a Nutshell, 10th ed., West Publishing, 2019.
3) Paul Craig, UK, EU and global administrative law: foundations and challenges, Cambridge University Press,2015.
4) Paul Craig, EU administrative law, 2nd ed., Oxford University Press, 2012.
5) Edoardo Chiti and Bernardo Giorgio Mattarella, eds., Global administrative law and EU administrative law: relationships, legal issues and comparison, Springer, 2011.
6) Gordon Anthony et al. eds., Values in Global Administrative Law, Hart Publishing, 2011.
7) Ronald M. Levin and Jeffrey S. Lubbers, Administrative Law and Process, West, 2017.
8) Peter L. Strauss, Administrative Justice in the United States, 3rd. ed., Carolina Academic Press, 2016.
9) 合衆国連邦最高裁判決
2.参考文献
上記の他、授業時に紹介します。
その他特記事項
事情が許せば、ゲスト・スピーカーによるセミナーを行います。