シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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特殊研究3(民法) | 2024 | 前期 | 月5 | 法学研究科博士課程後期課程 | 冷水 登紀代 | シミズ トキヨ | 2年次配当 | 2 |
科目ナンバー
JG-OL6-106L
履修条件・関連科目等
法律の基本科目を履修していることが必要です。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
法務省法制審議会の成年後見見直しの議論状況、厚生労働省・成年後見制度利用促進会議の議論状況、令和6年にはじまった法務省・法制審議会成年後見の見直しに関する議論、裁判例の動向、さらにはドイツにおける成年後見法の改正時の議論を踏まえ、現行成年後見制度の問題点と今後の展望を検討する。
科目目的
現行成年後見法の問題点を捉え、今後の展望を検討する知識を体系的に修得することを科目目的にする。
到達目標
履修者が当該テーマについて、日本法とドイツ法との比較検討をすることで、実務・学会に寄与する新しい視点を提示するための知識をすることを到達目標とする。
授業計画と内容
履修者の研究テーマに沿って、個別の論点に絞りながら研究をすすめつつ、講義の計画に従い、成年後見法制を体系的に把握する。
①日本における成年後見制度に関する裁判例、学説をもとに問題点の把握(1)
②日本における成年後見制度の問題点の把握(2)
③日本における保佐・補助制度の問題点の把握
④日本における任意後見制度の問題点の把握
⑥従来の厚生労働省・成年後見利用促進専門家会議の議論状況を検討する(1)。
⑦法制審議会 成年後見見直しの議論状況を検討する(1)
⑧法制審議会 成年後見見直しの議論を検討する(2)
⑨2013年のドイツ成年後見改正法の成立に至る議論状況を立法資料等を分析・検討する(1)。
⑩2013年のドイツ成年後見改正法の成立に至る議論状況を立法資料等を分析・検討する(2)。
⑪2013年のドイツ成年後見改正法の成立に至る議論状況を立法資料等を分析・検討する(3)。
⑫2013年のドイツ成年後見改正法の成立に至る議論状況を立法資料等を分析・検討する(4)。
⑬2013年のドイツ成年後見改正法の成立に至る議論状況を立法資料等を分析・検討する(5)。
⑭まとめ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業の最後に提示する課題に必ず取り組むこと。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 50 | 研究の内容(テーマ設定、先行研究・裁判例の整理、新しい視点の提示) |
平常点 | 50 | 授業への参加状況(資料作成、報告・討論など) |
成績評価の方法・基準(備考)
授業への参加状況(50%)、レポート(50%)を総合的に判断する。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
講義のテーマを報告する際に必要な資料の収集は、履修生が行うことになる。
その他特記事項
報告しないテーマでも、報告することができる程度に準備することが望まれる。