シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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特殊研究2(犯罪学・刑事政策) | 2024 | 後期 | 土3 | 法学研究科博士課程後期課程 | 四方 光 | シカタ コウ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
JG-OL6-105L
履修条件・関連科目等
大学院又は学部において、刑法・刑事訴訟法を履修していることが好ましい。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
博士論文作成に向けた基礎的な研究を完成させるため、研究の進捗状況を確認し、その段階において必要な指導を行います。
科目目的
論文のテーマと研究手法を確定し、これに基づいて必要な調査を行うことにより、論文の理論的基礎部分を構築する。
到達目標
修得した研究手法をに基づいて必要な調査を行うことにより、論文の理論的基礎部分を構築する。
授業計画と内容
第1回 ライフコースに関する犯罪社会学的研究手法
第2回 統合理論的な研究手法
第3回 デジスタンス理論の研究手法
第4回 犯罪の経済分析の手法
第5回 ゲーム理論の分析手法
第6回 新制度派の分析手法
第7回 複雑系システム論の分析手法
第8回 研究課題に適した分析手法の選択
第9回 社会調査の方法
第10回 研究課題に関する社会調査の設計
第11回 来年度以降の研究計画の素案策定
第12回 研究計画のプレゼンテーション
第13回 研究計画に関するディベート
第14回 研究計画の決定
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
学外有識者・実務家等との意見交換、学会発表等が期待されます。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 50 | 質疑応答などの参加状況を基準とする。 |
その他 | 50 | 発表内容、発表態度等の状況を基準とする。 |
成績評価の方法・基準(備考)
【参考:前回開講時】
平常点については、授業への参加、貢献度、受講態度などの状況を基準とする。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
対面を基本とするが、特別な事情がある場合にはオンライン参加を認める。
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
講師は、31年間警察庁に勤務した経歴を有する。その間、警視庁捜査第一課管理官(殺人担当)、福岡県警察本部捜査第二課長(汚職、企業犯担当)、京都府川端警察署長、警察庁国際第一課課長補佐(来日外国人犯罪担当)、警察庁少年課理事官、警察庁生活経済対策室長(悪質商法、環境犯罪担当)、神奈川県警察本部刑事部長、警察庁情報技術犯罪対策課長、警察庁国際課長、警察大学校特別捜査幹部研修所長等を歴任した。
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
関連する事項について、実務経験を適宜紹介する。
テキスト・参考文献等
演習中に読む文献はその都度指示します。
渥美東洋編『犯罪予防の法理』
大沢秀介、佐久間修、荻野徹編『社会の安全と法』
警察政策学会編『社会安全政策論』
四方光『社会安全政策のシステム論的展開』
川出敏裕・金光旭『刑事政策 [第3版]』
瀬川晃『犯罪学』
令和5年版犯罪白書