シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
民法特講1(H) | 2024 | 前期 | 木4 | 法学研究科博士課程前期課程 | 難波 譲治 | ナンバ ジョウジ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
JG-CI5-401L
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
この科目では、損害賠償に関するイギリスの著名判例である、ハドレー事件に関する文献を購読する。
科目目的
損害賠償ルールについての近時の論文を精読することによって、その概要を学習するとともに、従来の議論の整理や新しい提案といった論文の手法を学習するのがこの科目の目的である。
到達目標
ハドレー事件ルールの概要について理解し、論文による理論提示の手法を習得することがこの科目の到達目標である。
授業計画と内容
我が国でも広く知られているハドレー事件ルールに関して開催されたシンポジウムに関する下記の文献(11 Texas Wesleyan Law Review所収)を講読し、内容について議論する。
第1回 導入 ハドレー事件とは
第2回 Hugh Conway-Jones,The Histrical SettingHadley v.Baxendale
第3回 上記論文についての議論
第4回 Joseph M.Perillo,Robert J Pothie's Influence on the CommonLaw of Contract の講読
第5回 上記論文についての議論
第6回 M.P.Ellinghaus and E.W.Wright,The Common Law of Contracts:Are Broad Principles
第7回 上記論文についての議論
第8回 John Kidwell.Extending the lessons of Hadley v.Baxendale
第9回 上記論文についての議論
第10回 Roy Ryden Anderson,Of Mack Trucks,Road Bugs,Gilmore and Dnzig;Happy Birthday Hadley v. Baxendale
第11回 上記論文についての議論
第12回 David Campbell,The Relational Constitution of Remedy:Co-Operation as the Implicit Second Principle of Remedies for Breach of Contract
第13回 上記論文についての議論
第14回 まとめ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
毎回の担当者は、事前に文献を読み込み、レジュメにまとめることが必要である。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
---|---|---|
平常点 | 100 | 割り当てた論文についての発表、各回の授業への積極的参加の程度を総合的に評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキストは用いない。
指定した論文(雑誌名、頁等は授業時に指示する)による。