シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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民法演習1(E) | 2024 | 前期 | 火3 | 法学研究科博士課程前期課程 | 冷水 登紀代 | シミズ トキヨ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
JG-CI5-403S
履修条件・関連科目等
法律の基本科目を履修していることが必要です。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
家族における弱者保護・財産管理を中心に、親権、成年後見の現代的課題を検討する。親権・成年後見に関する裁判例をもとに現行法の問題状況を確認し、厚生労働省・成年後見利用促進事業の状況、法務省法制審議会の議論を確認する。また、ドイツ法の文献購読も行う。
履修者が、担当するテーマについて分担報告し、履修者全員による討論を組み合わせて行う。
科目目的
民法における弱者の保護(親権・成年後見)制度の現時点での到達点を確認し、少子高齢社会を迎えた現代社会において、法が果たすべき役割を検討し、政策的観点も踏まえ解説策を検討する能力を修得することを科目目的とする。
到達目標
履民法における弱者の保護(親権・成年後見)制度の現時点での到達点を確認し、少子高齢社会を迎えた現代社会において、法が果たすべき役割を検討し、政策的観点も踏まえ解説策を検討する能力を修得することを目標とする。
授業計画と内容
① ガイダンス
②親権の濫用と児童虐待、
③親権者による財産権の濫用
④親権制限と行政の役割
⑤未成年後見、里親、特別養子制度の現状と課題
⑥意思能力と認知症者の法律行為
⑦親族内での財産管理
⑧第三者後見人による財産管理
⑨高齢期の住まい
⑩高齢者の介護
⑪高齢者虐待
⑫成年後見制度の現状と課題
⑬未成年制度・成年後見制度の展望
⑭まとめ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
各講義のテーマに関連する文献・判例を検討することが求められる。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 100 | 講義時の報告(レジュメの内容を含む)、授業参加の状況(講義時の発言など)を総合的に評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
レジュメ等を配布予定。必要に応じて参考文献等を指示する。
その他特記事項
講義で報告しない受講生も、当該テーマについて自ら報告できる程度に予習しておくことが望まれる。