シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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商法特講1(C) | 2024 | 前期 | 月6 | 法学研究科博士課程前期課程 | 小宮 靖毅 | コミヤ ヤスタケ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
JG-CI5-405L
履修条件・関連科目等
・応用の前に基本です。学部での会社法講義を聴講する必要がないかどうか、確かめてください。
・商法演習1との組み合わせです。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
商法演習1の枠と併せるかたちで巧く時間を使い、「基本」を確認したいと思います。
科目目的
修士論文を書くための基礎作りを行う。
・商法分野の勉強が一通り済んでいることを確認する
・論文にふさわしい研究主題を見出す
・学術論文を読む語学力を実践する
到達目標
・商法分野の勉強が一通り済んでいたと確認する
・論文にふさわしい研究主題を考え、それに自分自身が納得する
・学術論文を読む語学力があると確認する
授業計画と内容
履修者の人数などによって日程は異なるので詳細は開講時に決定しますが、おおむね次のような日程とします。
01:導入
02:基礎の確認(1):取締役と株式会社
03:基礎の確認(2):監査役設置会社における取締役
04:取締役の責任(1)基本
05:取締役の責任(2)義務
06:取締役の責任(3)一元説・二元説
07:取締役の責任(4)経営判断原則の機能
08:取締役の責任(5)経営判断原則の表現
09:取締役の責任(6)競業取引
10:取締役の責任(7)利益相反取引
11:取締役の責任(8)代表訴訟
12:取締役の責任(9)一部免責
13:取締役の責任(10)第三者責任の性質
14:取締役の責任(11)第三者責任の機能
・商法演習1(月曜5限)と同じ進行にします。こちらでは主に裁判例を扱う予定です。
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
毎回、教科書の該当箇所を「正確に読み取ったことを示す」要約(レジュメ)を作成し、指示された裁判例の判決文の内容を正確に表す要約(レジュメ)を作成する。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 50 | 資料の内容とレポート(=レジュメ)の内容の正確な一致 |
平常点 | 50 | レポート(=レジュメ)の内容の正確な説明と質疑応答 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/その他
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
大学院では研究報告がこれにあたるので、積極的におこなうとよい
アクティブ・ラーニングの実施内容
反転授業(教室の中で行う授業学習と課題などの授業外学習を入れ替えた学習形式)/ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション/その他
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
大学院においては、あらゆる活動がアクティブ・ラーニングであろうと考えている
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
教科書:髙橋美加|笠原武朗 |久保大作 |久保田安彦『会社法〔第3版〕』(弘文堂、2020年)
https://www.koubundou.co.jp/smp/book/b524954.html