シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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民事訴訟法演習1(C) | 2024 | 前期 | 木3 | 法学研究科博士課程前期課程 | 秦 公正 | ハタ キミマサ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
JG-CI5-411S
履修条件・関連科目等
特に設けませんが、民事執行手続、民事保全手続について関心を持っていることが必要です。また、授業は履修者による報告を含みます。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
今年度は、主に、民事執行法、民事保全法の重要判例を取り上げ、その理解を深める。
授業は、担当者による講義と履修者の報告により進める。
また、履修者の希望に応じて、講義内容が一部変更になる可能性がある。
科目目的
民事執行法、民事保全法に関する重要判例を理解、考察することを目的とします。
到達目標
民事執行法、民事保全法に関する重要判例の事案と判旨を理解することおよび判例に対する評価を行うこと
授業計画と内容
・予定している授業計画は以下の通りである。
第1回 ガイダンス
第2回 民事執行総論に関する判例
第3回 不当執行に対する救済に関する判例
第4回 不動産執行に関する判例1 売却許可決定手続について
第5回 不動産執行に関する判例2 配当異議訴訟について
第6回 債権執行に関する判例1 差し押えるべき債権の特定について
第7回 債権執行に関する判例2 物上代位の差押えとの優劣について
第8回 動産執行に関する判例
第9回 非金銭執行に関する判例1 間接強制の執行について
第10回 非金銭執行に関する判例2 子の引渡しの執行について
第11回 担保権の実行に関する判例
第12回 仮差押命令に関する判例
第13回 仮処分命令に関する判例
第14回 春学期のまとめ
※履修者との相談により、授業計画を変更する可能性がある。
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
毎回授業する部分について予習をお願いします。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 20 | レポート(1回)提出の有無、調査の程度、レポートの形式、内容で総合的に評価する。評価は、5段階で行う。 |
平常点 | 80 | 授業への出席状況、発言、報告内容などの取り組みで評価する。5回以上欠席した場合、原則として単位を付与しない。ただし、コロナやインフルエンザに罹患した場合など、出校停止による欠席は、欠席回数に含めない。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキストは特に指定しません。必要に応じて適宜指示いたします。
参考文献として、上野=長谷部=山本編著『民事執行・保全判例百選』(有斐閣、第3版、2020)を指定します。
その他特記事項
民事執行法、民事保全法に関する基本書を通読してみてください。