シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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国際取引法1(A) | 2024 | 前期 | 月3 | 法学研究科博士課程前期課程 | 梶田 幸雄 | カジタ ユキオ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
JG-IR5-606L
履修条件・関連科目等
特にありません。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
国際取引法の理論と実務の動向について研究する。各種の国際取引形態とその契約上の留意点の理解も深め、企業の海外事業展開にどのようなリーガルリスクが存在し、実際にどのような紛争が生じ、どのような解決方法(法的解決方法とインフォーマルな解決方法)がとられているのかを考察する。紛争解決法については、国際調停、国際仲裁(商事仲裁と投資仲裁)を中心に理論と実務を研究する。さらに、リーガルリスクをマネジメントするにはどうするのが適当であるのかについて考察する。
科目目的
各種の国際取引の類型及びその概念を知り,実務の動向,紛争発生時の対処法について理解する。
到達目標
国際取引契約上の留意点,紛争発生時の対策などにつき,国際取引実務に携わる際に受講生自らが問題を発見し、解決策を提言できるようになることである。
授業計画と内容
履修者の関心に応じて対応するが、おおよそ以下の内容を予定している。
1 国際取引法の概観
2 多国籍企業とステークホルダー,国際ビジネス紛争の類型
3 一般商品売買契約の概要
4 ウィーン売買条約と品質,不可抗力
5 販売代理店契約
6 フランチャイズ契約
7 委託生産・O E M契約
8 ドキュメンタリー映画『女工哀歌』:現代奴隷制の問題
9 プラント輸出契約
10 国際ライセンス契約
11 模倣品対策
12 海外直接投資
13 M&A契約
14 対日M&A
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
新聞などニュースや専門誌で国際取引に関連してさまざまな問題が取り上げられています。これらに問題意識を持ち、関心を持った事柄について自発的に調べて、講義の際に自らの考え方を積極的に発表できるように準備をしてください。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 60 | 期末にレポートの課題を出します。 |
平常点 | 20 | 授業への出席状況と問題意識を持った発言 |
その他 | 20 | 学期内に数回の課題を出します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
タブレット端末
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
特になし。毎回、レジュメを配布します。必要に応じて授業内で紹介します。