シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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コミュニケーション論演習1(A) | 2024 | 前期 | 月4 | 法学研究科博士課程前期課程 | 高橋 徹 | タカハシ トオル | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
JG-SC5-703S
履修条件・関連科目等
日常の政治報道や選挙報道にふれながら、現代社会における政治とメディアの関係について関心を持つことを求めます。また関連科目としては、本科目に引き続いて秋学期に開講されるコミュニケーション論演習2(A)をあわせて受講することをすすめます。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
本科目では、コミュニケーション論、メディア論の視点を内包する社会システム論やネットワーク社会論をベースとしたメディア政治論に関する文献を主に取り上げて講読します。そうすることで、現代の情報社会についての大きな見取り図を獲得するとともに、現代社会における政治の現状や問題について理論的な観点から考えるという手順をふみます。
科目目的
履修者各自の研究アプローチ設定の参考とするために、コミュニケーション論、メディア論の視点から政治現象を考察するための理論的視点を習得することをめざします。
到達目標
コミュニケーション論、メディア論の視点から政治の問題を考えるうえで参考となる理論的な文献を読み、内容を理解してまとめることができるようなること。またその内容を、自らの研究に活かせるようになること。
授業計画と内容
第1回 多メディア時代におけるメディアと政治1(導入)
第2回 多メディア時代におけるメディアと政治2(視点の概説)
第3回 社会システムとしてのマスメディア1(マスメディアのリアリティ)
第4回 社会システムとしてのマスメディア2(マスメディアのコード)
第5回 社会システムとしてのマスメディア3(報道)
第6回 社会システムとしてのマスメディア4(娯楽)
第7回 社会システムとしてのマスメディア5(広告)
第8回 社会システムとしてのマスメディア6(マスメディアの機能)
第9回 社会システムとしてのマスメディア7(マスメディアと公共圏)
第10回 社会システムとしてのマスメディア8(マスメディアとスキーマ)
第11回 社会システムとしてのマスメディア9(マスメディアと政治)
第12回 社会システムとしてのマスメディア10(ケーススタディ・政治報道)
第13回 社会システムとしてのマスメディア11(ケーススタディ・公共圏)
第14回 まとめ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 100 | レジュメ作成などの課題提出、授業への取り組みの姿勢 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
参考文献
N.ルーマン(林香里訳)『マスメディアのリアリティ』木鐸社、2005年
N.ルーマン(小松丈晃訳)『社会の政治』法政大学出版局、2013年
その他、必要に応じて適宜指示します。
その他特記事項
履修者の外国語学習状況をふまえて、日本語以外の文献(英語、ドイツ語)を読む場合もあります。