シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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国際公法演習2(C) | 2024 | 後期 | 火5 | 法学研究科博士課程前期課程 | 小島 千枝 | コジマ チエ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
JG-IL5-304S
履修条件・関連科目等
国際公法特講とテーマが連動しているため、本演習を履修する者は国際公法特講1と合わせて履修すること。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
国際海洋法を通じて、伝統的な国際法理論を批判的に考察する。具体的には、履修者の関心に応じて、海洋に関わる個別のテーマを選定し、関連する論文や判例を読み込んで理解するとともに、各国の国家実行についても調査し検討する。
科目目的
多角的な視点から、問題解決に向かった国際法のあり方について議論する力を身につける。既存の学説を批判的に考察する力を養う。
到達目標
国際法の諸問題について議論し、自分の意見を述べることができる。
授業計画と内容
授業計画の具体的内容は、履修者の関心に応じて、適宜調整する。
第1回 捕鯨 捕鯨裁判判決を読む
第2回 捕鯨 国際機関を通じて協力する義務
第3回 海洋環境の保護 海洋プラスチック
第4回 海洋環境の保護 水中騒音
第5回 海洋保護区
第6回 国家管轄権外区域の生物多様性 海洋遺伝資源
第7回 国家管轄権外区域の生物多様性 海洋環境影響評価
第8回 海洋における新技術 海洋再生可能エネルギー
第9回 海洋における新技術 自動運行船
第10回 海上における人の保護 人身売買、奴隷労働
第11回 海上における人の保護 海上避難民
第12回 海上における人の保護 船員、漁業者
第13回 海上における人の保護 感染症と緊急事態
第14回 まとめ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
本演習は、指定の文献を理解するだけでなく、それに関連する資料や学説を研究し、議論することを基本にしている。履修者は、文献を読み、関連資料の下調べをするだけでなく、自ら疑問をもった点についてリサーチし報告することが求められる。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 50 | 研究報告に関するレポート |
平常点 | 50 | 研究報告・議論への参加、レジュメの作成 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキスト・参考文献:適宜指定・配布する。使用する文献は大部分が英語となる。