シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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民法特講2(B) | 2024 | 後期 | 月2 | 法学研究科博士課程前期課程 | 髙田 淳 | タカダ アツシ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
JG-CI5-402L
履修条件・関連科目等
本授業の履修を予定している者は、本授業の最初の授業に必ず出席しなければならない。学部レベルの民法基礎知識が習得ずみであり、ドイツ語文法の一通りの知識が備わっていることも求められる。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
下記文献のどちらかを精読する。演習では、ドイツ民法の基本的構造や、法律文献におけるドイツ語の単語・言い回しについて、適宜解説する。履修者の問題関心(研究テーマ)に沿った、必要なアドバイスも適宜行う。履修者は、日本語訳を作成し、演習で報告しなければならない。教員は、訳を精査し、訳やドイツ語読解における留意点を逐次解説していく。
科目目的
本授業は、ドイツ語文献の読解の留意点・技術の伝授を目的とする。
到達目標
【参考:前回「科目目的・到達目標】本特講は、将来的に、ドイツ語文献を用いて自立的研究を行う法律研究者になるために必要な、ドイツ語読解のための基礎的素養・知識を身につけることを目標とする。
授業計画と内容
下記文献のどちらかを精読する。履修者が用意した、文献の日本語訳を、教員とともに検討する方法で、文献を読み進んでいく。BGB leicht gemachtを講読することとなった場合の各回の授業イメージは、次のとおりである。
第1回 履行不能
第2回 種類物債務
第3回 物的瑕疵
第4回 履行遅滞
第5回 債権者遅滞
第6回 異種物給付
第7回 使用賃貸借
第8回 使用貸借
第9回 消費貸借
第10回 雇用契約
第11回 請負契約
第12回 不法行為
第13回 因果関係
第14回 積極的債権侵害
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
文献を精読し、詳細・正確な日本語訳を事前に作成することが不可欠の前提である。また、単に字面を追うだけでなく、文意・コンテキストに関する自分なりの理解を論理的に説明することも、求められる
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 40 | 授業への参加・貢献度、受講態度の状況を基準とします。 |
その他 | 60 | 授業理解度30%、授業における報告(試訳)の完成度30% |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
Heinz Nawratil,BGB leicht gemacht: Auflage: 31., überarbeitete Auflage. (30. August 2011)
Dieter Medicus,/Jens Petersen,Grundwissen zum Bürgerlichen Recht: Ein Basisbuch zu den Anspruchsgrundlagen Auflage: 9., neu bearbeitete Auflage (21. März 2011)
その他特記事項
特になし