シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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税法判例研究Ⅰ | 2024 | 後期 | 木3 | 商学研究科博士課程前期課程 | 酒井 克彦 | サカイ カツヒコ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
CG-AU5-219L
履修条件・関連科目等
財務会計又は税務会計の基礎知識を修得していること。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
配付する判決資料に基づいて、各人が納税者の主張と課税庁の課税根拠、それに対する判決の判断について判例研究を行い発表して質疑討論を行った上で、判例の評価等について解説します。
科目目的
税法に関する税務上の諸問題のうち、税法解釈における基本概念及び法人税法に関する諸問題について、ケース・スタディー(判例研究)を通じて幅広い知識を修得し、税法問題の実践的な問題解決能力を養うことを目的とします。
到達目標
税法に関する税務上の諸問題のうち、税法解釈における基本概念及び法人税法に関する諸問題について、ケース・スタディー(判例研究)を通じて幅広い知識を修得し、税法問題の実践的な問題解決能力を養うことを目的とします。
授業計画と内容
①4月は、導入講義(判例の動向と問題点)
②その後は、税法の判例を各人が研究して発表を行います。
比較法的研究を中心に行う。原則として、受講生がテーマに基づく発表を行い、それを基礎として討議および解説を行う。
第1回 オリエンテーション
第2回 事案の判例評釈報告、討議および解説
第3回 事案の判例評釈報告、討議および解説
第4回 事案の判例評釈報告、討議および解説
第5回 事案の判例評釈報告、討議および解説
第6回 事案の判例評釈報告、討議および解説
第7回 事案の判例評釈報告、討議および解説
第8回 事案の判例評釈報告、討議および解説
第9回 事案の判例評釈報告、討議および解説
第10回 事案の判例評釈報告、討議および解説
第11回 事案の判例評釈報告、討議および解説
第12回 事案の判例評釈報告、討議および解説
第13回 事案の判例評釈報告、討議および解説
第14回 事案の判例評釈報告、討議および解説
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 60 | 受講者各自の判例研究の作成レジュメ・レポート、発表内容、議論の参加等の理解度を評価する。 |
平常点 | 40 | 出席状況を評価対象とする。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
タブレット端末
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
国税庁における実務経験あり。
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
国税庁の発遣する通達などの解釈適用についても講義内容に盛り込んでいる。
テキスト・参考文献等
判決資料は配付します。
酒井克彦『ブラッシュアップ租税法』(財経詳報社)
酒井克彦『レクチャー租税法解釈入門』(弘文堂)
その他特記事項
この科目は、租税法の重要判例を各自が判例研究を行って発表し、それに基づいて判例の問題点等について詳しく解説します。