シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
労働法特講2(A) | 2024 | 後期 | 月3 | 法学研究科博士課程前期課程 | 川田 知子 | カワダ トモコ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
JG-LB5-402L
履修条件・関連科目等
1.特にありません。但し、学部で労働法を履修していることが望ましいでしょう。2.労働法特講と労働法演習の2コマを継続した時間で行うので、双方とも履修できることを条件とします。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
別冊ジュリスト「労働判例百選〔第10版〕」(有斐閣、2022年)を使って労働法の基礎を学ぶことを1年間のテーマにしたいと思います。
科目目的
学部での専門知識を深め、現実の労使関係で発生している様々な労動法紛争を分析し、法的解決の道筋を見出す応用能力をつけることを目的とします。
到達目標
学生が、グローバル化の中で大きな変化に見舞われている労動法制と労動法理論の動向及びそのあり方を、比較法的視点を交えながら考察する力を身につけることを目標とします。
授業計画と内容
履修者の人数によっても日程が異なるので、詳細は開講時に決定しますが、おおむね次のような日程で授業を勧めます。
別冊ジュリスト「労働判例百選〔第10版〕」(有斐閣、2022年)を使って労働法の基礎を学ぶことをテーマにしたいと思います。
第1回 後期の授業計画
第2回 時事通信社事件
第3回 大分労基署長(大分放送)事件
第4回 横浜南労基署長(東京海上横浜支店)事件
第5回 国・羽曳野労基署長(通勤災害)事件
第6回 陸上自衛隊八戸車両整備工場事件
第7回 電通事件
第8回 大石塗装・鹿島建設事件
第9回 三共自動車事件
第10回 関西電力事件
第11回 山口観光事件
第12回 ネスレ日本事件
第13回 炭研精工事件
第14回 目黒電報電話局事件
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
【予習】1時間以上の予習を必要とする
報告者は毎回テキストを読み、資料の下調べを行い、レジュメを作成すること。報告者以外の者は毎回テキストを読み、取り上げるテーマや判例のポイントを理解したうえで、授業に参加すること。
【復習】1時間以上の復習を必要とする
授業の最後に提示する課題に取り組むこと。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
---|---|---|
平常点 | 100 | 評価基準:授業への参加・貢献度、受講態度(意見の表明、他の学生と協調し て学ぶ態度等)の状況を基準とします。 また、評価の前提条件として、出席率が 70%に満たない者、課題を提出しない者については 不合格とします。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
【テキスト】
・別冊ジュリスト「労働判例百選〔第10版〕」(有斐閣、2022年)
【参考文献】
・『労働者人格権の研究-角田邦重先生古希記念論集(上)(下)』(信山社、2011年)
・『毛塚勝利先生古稀記念論文集』(信山社、2015年)
その他については、テーマごとに参考にする論文を指示します。
その他特記事項
この授業を履修する予定の学生は、初回の授業前までに必ず、「初回授業に参加する」旨、メールで連絡するようにしてください。メールアドレスは、tkawada001w@g.chuo-u.ac.jp、です。