シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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刑事訴訟法演習2(C) | 2024 | 後期 | 月4 | 法学研究科博士課程前期課程 | 安井 哲章 | ヤスイ テッショウ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
JG-CR5-508S
履修条件・関連科目等
特にありません。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
下記テキストを手掛かりとしつつ、各回のテーマについて報告者の発表と受講者全員による質疑・応答で演習を進めます。
科目目的
アメリカ合衆国憲法第4修正に関する最新の理論状況の理解を深めます。
到達目標
捜索・押収法理について自らの考えを構築することを目標とします。
授業計画と内容
1 トレスパス法理の概要
2 メア・エビデンス・ルールの概要
3 メア・エビデンス・ルールの展開
4 プライヴァシー理論の概要1 第1修正やデュープロセス理論
5 プライヴァシー理論の概要2 第4修正との関係
6 無令状捜索・押収に関する先例の動向 令状要件の趣旨
7 無令状捜索・押収に関する先例の動向2 Chimel判決の意義
8 無令状捜索・押収に関する先例の動向3 自動車例外の検討
9 ジョーンズ判決の概要1 先例との関係
10 ジョーンズ判決の概要2 プライバシー理論の位置付け
11 ライリー判決の概要1 先例との関係
12 ライリー判決の概要2 同判決の意義
13 ライリー判決後の理論状況1 携帯電話の検証
14 ライリー判決後の理論状況2 基地局情報の取得
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
日本語の文献でかまいませんので、イギリスとアメリカ合衆国の歴史を取り扱う文献を読むことが必要となります。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 20 | 課題として指定した判例の理論状況について、適切にまとめているかどうかに着目して採点します。 |
平常点 | 80 | 指定した箇所について、わかりやすい日本語でまとめているかに着目して採点します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキストとして、以下の文献を使用します。
Gizzi and Curtis, The Fourth Amendment in Flux, University Press of Kansas