シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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英語1a C | 2024 | 前期 | 月3 | 経済学部 | 三宅 昭良 | ミヤケ アキヨシ | 1年次配当 | 1 |
科目ナンバー
EC-EN1-11aX
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語/英語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
<学位授与方針と当該授業科目の関連>
この科目は、問題解決力(外国語とコミュニケーションの能力及びコンピューターを利用した統計・情報処理と分析の能力を用いて、科学技術及び社会の急速な変化に対応しながら、さまざまな問題を解決することができる)の修得に関わる科目です。
<概要>
今年はアメリカ大統領選の年である。ほぼ一年をかけて候補者たちは各地で演説をおこないしのぎを削ります。そこで試されるのは言葉の力である、と言いたいがトランプの登場以来、そうではなくなった感がある。そこで、このクラスでは失われたかもしれない言葉の力の在り処を再確認し、取り戻し、吸収することを目指す。ここにとりあげる「アメリカの名演説」は皆さんが将来、世界の人々と交流するとき、かならずや自己を支える基盤となり、共用となることだろう。
科目目的
英語によるコミュニケーション能力を養いながら、経済学の専門知識と密接に関係する国際感覚を養い、演説の背景にある文化・歴史・倫理などを深く理解し、知的視野を拡げる。
到達目標
大学生にふさわしい英語の語彙力を身につけることを目標とする。
大学教養課程修了の水準の英語読解力を身につけることを目標とする。
演説のもつ言葉の力を体感できる英語力を身につけることを目標とする。
授業計画と内容
(以下、「プリント」は補助教材としてプリントを配布。それ例外は教科書に収録の教材である。)
第01回 ガイダンス、シラバス確認、プリント:映画『独裁者』より
第02回 プリント:Abraham Lincoln at Gettysburg, November 19,1863.
第03回 John F. Kennedy “A Strategy of Peace” June 10, 1963
第04回 John F. Kennedy “A Strategy of Peace”練習問題
第05回 Martin Luther King Jr. April 4, 1967.
第06回 Martin Luther King Jr. April 4, 1967 練習問題
第07回 Barak Obama “A More Perfect Union”
第08回 ここまでの到達度確認
第09回 プリント: Barak Obama at Hiroshima, May 27, 2016
第10回 プリント:Dwight Eisenhauer, Jan. 27, 1961
第11回 Hillary Clinton, July 15,2009
第12回 プリント: Hillary Clinton, June8,2008 練習問題
第13回 Lyndon B. Johnson, March 15, 1965
第14回 総括 読解力と語彙力の確認
【授業方法】
まずは担当者を決めて、その人が演説のおこなわれた文脈を報告します。そのあと、みんなでCDやDVDを視聴し、私のおこなう簡単な質問に答えてもらいます。そして、テクストの内容を確認し、むずかしいと思われるところは日本語訳をおこないます。この場合、アット・ランダムに当てます。テキストについている練習問題にとりくむ回もあります。演説を暗唱したり、dictationしたりする回ももうけるつもりです。このあたりは、受講する皆さんの様子を見ておこないます。全体として、語彙と思考力の向上をめざす目的でおこないます。
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
担当者は演説の背景について調べて発表してもらう。
テキスト付属のCDをよく聴きながら予習をすること。復習では演説を覚えるくらい反復いして音読する。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり1時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり2時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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中間試験 | 30 | 学期中間段階に学習範囲の理解度を図るために実施します。 |
期末試験(到達度確認) | 50 | 学期末に学習範囲の理解度を図るために実施します。 |
平常点 | 20 | 学習態度、指名した際の成果、プリントによる練習問題などを評価します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
中間試験30%、期末試験50%、平常点20%で評価する。平常点の中には質問に対する受け答え、小テストなどすべて含まれる。
なお、遅刻・早退3回で欠席1回と見なし、欠席が3回を超えると評価の対象としないと思ってください。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
『アメリカの名演説 リーディング・テキスト』 上岡伸雄ほか編集 研究社 ISBN:978-4-327-42183-0
それとプリントを配布。