シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
特定課題研究のためのマクロ経済学Ⅰ | 2024 | 前期 | 月4 | 経済学研究科博士課程前期課程 | 楊 川 | ヨウ セン | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
EG-TE5-007L
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
前期の「特定課題研究のためのマクロ経済学I」では、まず、学部中級レベルのマクロ経済学を復習し、その後で大学院レベルのマクロ経済学へ進みます。受講者は各自で予習しておき、質疑に参加することがもとめられます。
科目目的
マクロ経済学の基礎理論を習得していることを前提として、特定課題研究のための中級レベルのマクロ経済学理論を習得することを目的とします。理論の理解はもちろん、現実の経済問題の分析に応用できる力を養うことも目的としています。
到達目標
中級レベルのマクロ経済学の基礎を正確に理解し、ここで修得した知識や分析ツールを応用し、現実の経済問題を分析できるようにすることも視野にいれています。
授業計画と内容
第1回 ガイダンス・経済学の方法と問い
第2回 経済学の基礎(1)-買い手の行動、売り手の行動
第3回 経済学の基礎(2)-均衡における供給と需要
第4回 国の富
第5回 総所得
第6回 生産要素の市場(1)-労働市場
第7回 生産要素の市場(2)-物的資本と土地・問題演習
第8回 経済成長
第9回 雇用と失業
第10回 クレジット市場
第11回 金融システム(1)-貨幣の機能・貨幣、物価、GDP
第12回 金融システム(2)-インフレーション、連邦準備制度
第13回 問題演習
第14回 総括
その他:
・本授業計画は必要に応じて途中で微調整する可能性があるのでご了承ください。
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
毎回、次回の授業内容や課題を指示するので、それに基づいてテキストの該当部分を予習し、あらかじめ疑問点を具体的にしておくこと。また、授業後に、講義の復習を行い、新聞又はニュース等で経済に関する知識を習得することも望ましい。講義の復習を行い、新聞又はニュース等で経済に関する知識を習得することも望ましい。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
---|---|---|
レポート | 60 | 授業の内容を理解しているかどうかを問う計算問題やレポート(2、3回ほど)によって評価 |
平常点 | 40 | 授業中の積極性(発言、質問)と課題によって評価 |
成績評価の方法・基準(備考)
出席率が70パーセントに満たない者,課題を提出しない者はE判定とします.
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
民間企業で勤務した経験があります。
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
担当教員は、実務経験から得た知識や経験を基に企業分析と経済理論の関係について経験者からの視点や活用方法を説明します。
テキスト・参考文献等
テキスト:
アセモグル・レイブソン・リスト(著)岩本(訳)『アセモグル/レイブソン/リスト マクロ経済学』東洋経済新報社
参考書:
戸田山和久『最新版 論文の教室―レポートから卒論まで』NHKBOOKS
アセモグル・レイブソン・リスト(著)岩本(訳)『アセモグル/レイブソン/リスト ミクロ経済学』東洋経済新報社