シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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米文学研究(近代)A | 2024 | 前期 | 金4 | 文学研究科博士課程前期課程 | 髙尾 直知 | タカオ ナオチカ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LG-EX5-111L
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語/英語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
19世紀アメリカの短編作品のうち代表的なものを、丁寧に読みます。授業の方法は、学生による発表とディスカッション、教員のコメントというかたちで進めます。
科目目的
アメリカ文学(とくに近代)について、基本的な知識と読解力を身に付け、アメリカ文化について実地授業において生徒に伝えるための素養を獲得する。
到達目標
19世紀アメリカの小説作品の読みかたを鍛え、それについての議論のポイントを見つける。さらにその議論を有効なものとして組みたてる能力を身につける。
授業計画と内容
第1回 イントロダクション
第2回 Edgar Allan Poe, "The Murders in the Rue Morgue" (前半:推理と社会)
第3回 Edgar Allan Poe, "The Murders in the Rue Morgue" (後半:人種と推理)
第4回 Nathaniel Hawthorne, "The Minister's Black Veil"(前半:ヴェールと宗教)
第5回 Nathaniel Hawthorne, "The Minister's Black Veil"(後半:時代と宗教)
第6回 Herman Melville, "Benito Cereno"(第1回:奴隷制の問題)
第7回 Herman Melville, "Benito Cereno"(第2回:国境の問題)
第8回 Herman Melville, "Benito Cereno"(第3回:人種の問題)
第9回 Herman Melville, "Benito Cereno"(第4回:言語の問題)
第10回 Herman Melville, "Benito Cereno"(第5回:海運の問題)
第11回 Herman Melville, "Benito Cereno"(第6回:越境の問題)
第12回 Herman Melville, "Benito Cereno"(第7回:半球の問題)
第13回 Herman Melville, "Benito Cereno"(第8回:政治の問題)
第14回 作品批評読解
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 40 | 扱った作品についてオリジナルな議論を提示しているかどうか。 |
平常点 | 20 | 授業中に、自分の意見を明確に述べて、作品解釈の構築に資する発言をおこなったかどうか。 |
その他 | 40 | 授業中の発表において、自身の作品解釈を明確に提示して、その論拠をしめすことができたかどうか。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
タブレット端末
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
Pdfを配布する。