シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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演習Ⅰ(経済学説史) | 2024 | 前期 | 火6 | 経済学研究科博士課程前期課程 | 益永 淳 | マスナガ アツシ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
EG-OM5-203S
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
修士論文は自分に関心のあるテーマを選び、そのテーマに関する先行研究を徹底的に整理し、それとの差別化をはかれていることが最も重要である。この演習Iでは、修士論文を執筆するために身につけなければならない基本的なスキルを履修者とのディスカッションをつうじて明示しつつ、履修者の修士論文のテーマに関連しうる経済学説史の文献を輪読しながら、先行研究の整理の仕方やそれとの差別化の仕方についてケース・スタディー方式で学んでいく。なお、演習では教員による講義は行わず、履修者による報告や履修者とのディスカッションが主になる。
科目目的
修士論文の草稿を書き上げることをこの科目の目的とする。
到達目標
学生が9月の修士論文中間報告会に自信をもって臨める程度に、前期中に修士論文の基本的な骨格を決めるとともに、できる限り草稿を書き進めることによって、論文作成に必要な基本的能力を習得することを到達目標とする。
授業計画と内容
前期の目的はテーマの決定、先行研究の渉猟方法、文献ノートのつくり方、注と参考文献の書き方、序章と終章の位置づけのような、修士論文の執筆に必要な基本的なスキルを完全に身につけること、である。
履修者と相談のうえで決めるが、基本的には次のように演習を進める予定である。
第1回 イントロダクション(授業計画および修士論文執筆の際の注意事項の説明)
第2回 修士論文のための作業計画書の作成方法
第3回 履修者による作業計画書の発表
第4回 参考文献の渉猟方法
第5回 一次文献と二次文献
第6回 履修者による修士論文のテーマの発表
第7回 履修者による参考文献リストの発表
第8回 履修者による参考文献(一次文献)の発表
第9回 履修者による参考文献(二次文献)の発表
第10回 文献ノートのつくり方
第11回 引用文の用い方(どのような時にどのように引用文を用いるか)
第12回 脚注のつけ方(どのような時にどのように脚注をつけるか)
第13回 序章と終章の書き方
第14回 総括・まとめ:夏季休暇中に行うべきことの確認
授業時間外の学修の内容
授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 50 | 授業後に提出してもらう課題の達成度を評価基準とします。 |
平常点 | 50 | 授業への参加回数、貢献度、受講態度(意見の表明、他の履修者と強調して学ぶ態度等)の状況を評価基準とします。 |
成績評価の方法・基準(備考)
評価の前提条件:出席率が70%に満たない者、課題を提出しない者は不合格とします。
上記の前提条件を満たした履修者について平常点(50点)と提出される課題(50点)によって評価します。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
レジュメなどの資料を適宜配布する予定です。参考文献は履修学生の研究テーマに合わせて紹介します。