シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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国語学演習(2)B | 2025 | 後期 | 月5 | 文学部 | 藤原 浩史 | フジワラ ヒロフミ | 2・3年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LE-JA2-A810
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
現代日本語を対象として,意味論的研究を実践する。特に,副詞・動詞に着眼し,類義語・対義語を視野に入れて,語彙を体系的に研究する。また,構文論的な機能に着眼し,文法的な記述を構築する。
学生は研究テーマを選択し、用例調査を行う。授業は、その研究結果を発表し、討論によって進める。発表後は、論文としてまとめる。
科目目的
ことばの意味について、意味の構成要素を分析し、単語の意味が構造体であることを理解する。国語学演習(2)Bにおいては、主として動詞・副詞の意味構造を理解する。
到達目標
ことばの使用例に基づいて、類義語・対義語の正確な意味の説明ができるようにする。また、語彙が体系として機能することを理解する。
授業計画と内容
言葉の意味について,研究発表と討論を行なう。授業の進行は下記の通り。
受講者数・進捗状況により適宜調整する。また,( )内は例題であり,対象は問題意識に即して選択の自由を与える。
1 ガイダンス:構文論的研究方法
2 ガイダンス:構文論的記述方法
3 演習:動詞の研究 (「あがる」と「のぼる」)
4 演習:動詞の研究 (「やる」「あげる」「くれる」)
5 演習:動詞の研究 (「おしえる」「ならう」「おそわる」)
6 演習:動詞の研究 (「おこる」と「しかる」)
7 演習:動詞の研究 (「とる」の多義性)
8 演習:動詞の研究 (「しめる」の多義性)
9 演習:副詞の研究 (「ちょっと」「まあ」)
10 演習:副詞の研究 (「ずっと」と「もっと」)
11 演習:副詞の研究 (「たぶん」「おそらく」「きっと」「ひょっとして」)
12 演習:副詞の研究 (「全然」「普通に」)
13 演習:副詞の研究 (「ほんと」「実は」)
14 演習:副詞の研究 (「まじ」「がち」「リアル」)
課題ごとに担当者が、調査・分析を行い、研究発表を行う。
それに基づくディスカッションを行う。
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
コーパス検索、用例採集
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 60 | 論文形式 |
平常点 | 40 | 議論への参加状況、研究発表および課題提出 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
タブレット端末/その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
コーパス検索、Microsoft Excel、KHCoder、Web茶豆、青空文庫
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
国語科教員
国立国語研究所研究員
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
日本語の意味研究に関して、辞書記述・辞書データ作成の技術を教授する。
テキスト・参考文献等
参考文献
柴田武・長嶋善郎・国広哲弥・山田進『ことばの意味―辞書に書いてないこと』 (平凡社ライブラリー)
森田良行『日本語の類義表現辞典』(東京堂出版)
国立国語研究所『分類語彙表増補改訂版』(大日本図書)
小林雄一郎『ことばのデータサイエンス』(朝倉書店)
研究方法とレポート作成については教材を配布する。