シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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社会政策論Ⅱ | 2024 | 後期 | 火3 | 経済学研究科博士課程前期課程 | 松丸 和夫 | マツマル カズオ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
EG-SL5-102L
履修条件・関連科目等
この講義では、日本の社会政策に関する基礎的知識を前提に、以下の授業計画に掲げたテーマに関して掘り下げた検討を行います。レベルとしては、学部における「経済理論」「社会政策」「社会保障論」の単位を取得し、「社会政策論Ⅰ」(松丸)の単位を修得した学生を前提とします。
授業で使用する言語
日本語/英語/ドイツ語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
テキストは指定せずに、最近の日本語で書かれた論文・著書・資料を用いて、授業の前半の時間を講義、後半を質疑応答に割り当て、双方向型の授業を実施します。
科目目的
社会政策論において、頻繁に取り上げられるトピックについて、口頭で論じたり小論文を書いたりできるまで、繰り返しトレーニングをおこないます。
到達目標
社会政策論において、頻繁に取り上げられる以下のトピックについて、小論文(2000文字程度)を執筆できること。
1.働き方改革関連法が成立した背景
2.少子・高齢化が社会保険制度に与えた影響
3.日本の医療保険制度現状と問題点
授業計画と内容
1.日本人の働き方と労働時間制度
2.日本の雇用システムにみられる特徴とその変貌
3.日本の労働市場と雇用政策の動向
4.非正規雇用をめぐる労働問題
5.社会政策論とジェンダー
6.日本の労使関係の特質と労働組合
7.地方分権と社会保障・社会福祉
8.介護・福祉サービスの現状と改革の課題
9.民間委託・民間開放の現状と問題点
10.公契約法(条例)の社会政策的意義
11.新自由主義と社会政策
12.少子・高齢社会の将来
13.格差社会論をめぐって
14.総括
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業終了後、エクスカーションで研究テーマについて議論したり懇談をします(任意)。
毎回授業前にmanabaに掲載する資料を通読し、出席すること。また、授業で提示する課題に必ず取り組むこと。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 100 | 担当テーマの発表回数とその内容および授業における質問回数と討論への参加状況を評価基準とする。 |
成績評価の方法・基準(備考)
履修者は、毎回の授業に必ず出席して下さい。遅刻や無断欠席が多い学生は、途中で履修取り消しを勧告します。また、全員に小レポート・プレゼンテーションを義務づけます。これらの条件を満たさない場合は、単位を付与しないので注意して下さい。
平常点:担当テーマの発表回数とその内容および授業における質問回数と討論への参加状況を評価基準とする。100%
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
タブレット端末
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
使用しません。