シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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経営学Ⅰ | 2024 | 前期 | 水2 | 経済学研究科博士課程前期課程 | 赤羽 淳 | アカバネ ジュン | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
EG-EG5-101L
履修条件・関連科目等
前期で「経営学Ⅰ」そして後期では「経営学Ⅱ」を履修することを前提にした講義体系を予定している。そのことを理解した上で、履修することが望まれる。
経営学Ⅰでは、企業論の比較的基礎的なテキストを使った輪読を行う. 輪読を通じて、経営管理論の基礎的知識を体得するとともに、毎回、発表担当者は発表内容にかかる討論テーマを用意することで、参加者全員で議論する。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
本授業では、経営学、特に企業論にかかわる日本語のテキストをベースに輪読し、関連事項を参加者同士で討議することで授業を進めていく。経営学の知識があれば望ましいが、特段なくても理解できるように授業を進めていく。ただしほぼ毎回アサインメント(宿題)が出されるので、参加者は各自で予習しておき、質疑に参加することがもとめられる。
科目目的
企業論にかかわる内容を体系的に学び、現代企業経営の基礎を習得することを目的とする。具体的には、企業論のかなめとなる戦略論、組織論に加えて、リーダーシップやモチベーション、企業文化、企業形態、株式会社の特徴なども理解することを目指す。
到達目標
学生は企業論、戦略論、組織論にかかわる分析手法、分析枠組みを理解し、それを自身の学術研究に活かすようになることが到達目標である。
授業計画と内容
第1回 ガイダンス
第2回 現代企業をみる視点
第3回 「財・サービスの提供機関」としての企業(教科書第1章前半)
第4回 「財・サービスの提供機関」としての企業(教科書第1章後半)
第5回 「株式会社」としての企業
第6回 「大企業」としての企業(教科書第3章前半)
第7回 「大企業」としての企業(教科書第3章後半)
第8回 「組織」としての企業(教科書第4章前半)
第9回 「組織」としての企業(教科書第4章後半)
第10回 「家」としての企業(教科書第5章前半)
第11回 「家」としての企業(教科書第5章後半)
第12回 「社会的器官」としての企業(教科書第6章前半)
第13回 「社会的器官」としての企業(教科書第6章後半)
第14回 まとめ・総括
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
毎回、次回のアサインメントを指示するので、それにもとづいてテキストの当該部分を予習し、あらかじめ疑問点を具体的にしておくこと。また、授業終了後は、事前にピックアップしておいた疑問点がどのように明らかになったかを復習すること。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 60 | アサインメントが当たった場合は、資料を作成し、発表すること |
平常点 | 40 | 出席し議論に参加すること |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
講義はオンラインになるので、各自はPC、タブレットなどでアクセスすること
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
三菱総合研究所にて海外事業に関するコンサルティングに従事
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
上記実務経験を適宜講義に活かす
テキスト・参考文献等
<テキスト>
三戸浩・池内秀巳・勝部伸夫『企業論』有斐閣アルマ
<参考文献>
M・Eポーター『競争優位の戦略』ダイヤモンド社
M・Eポーター『国の競争優位 上・下』ダイヤモンド社