シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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環境経済学Ⅰ | 2024 | 前期 | 木1 | 経済学研究科博士課程前期課程 | 佐々木 創 | ササキ ソウ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
EG-AE5-105L
履修条件・関連科目等
環境経済学の演習を履修する学生はこの科目を履修することが望ましい。「環境経済学II」と一緒に履修することが望ましい。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
環境経済学では、主に環境問題が発生するメカニズムや分析する手法と、環境政策や環境ビジネスについて研究対象です。「環境経済学I」では、環境問題が発生するメカニズムと分析する手法と政策ツールについて学びます。「環境経済学II」では、政策ツールと分析する手法と企業行動について学びます。
科目目的
環境経済学の基礎理論を「環境経済学I」と「環境経済学II」に分けて、基礎を理解しつつ毎回最新論文購読をし教員が解説する。環境経済学の理論を習熟し、現実の政策や環境ビジネスに応用できる能力を養う。
到達目標
環境経済学の基礎理論を「環境経済学I」と「環境経済学II」に分けて、体系的に理論を習熟し、現実の政策や環境ビジネスにおいて課題を設定し解決策を提案できるようになる。
授業計画と内容
1 イントロダクション
2 環境問題と経済学
3 経済発展と環境問題
4 ごみ問題と循環型社会
5 地球温暖化問題
6 外部性と市場の失敗
7 共有資源の利用と管理
8 公共財とフリーライダー
9 直接規制と市場メカニズム
10 環境税と補助金
11 直接交渉による解決
12 排出量取引
13 政策手段の選択
14 廃棄物政策
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 100 | 討論(質疑応答)ならびにプレゼンの的確さ、授業への積極的な参加姿勢を評価します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
大手シンクタンク(三菱UFJリサーチ&コンサルティング、2007年5月~2012年3月)にて環境政策立案のリサーチ業務・環境ビジネスの国際展開のコンサルティング業務、途上国の環境政策対話支援などに従事。現在、スタートアップ企業(㈱SUNUP)の社外取締役も兼任。
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
理論と実証における環境経済学の有効性と限界について、授業で具体的な事例を提示します。
テキスト・参考文献等
履修者の関心や習得度に応じて、その都度テキストや論文を提示します。
基礎的な必読文献として、下記をベースに授業を展開します。
①栗山浩一 、馬奈木俊介 ②環境経済学をつかむ (テキストブックス“つかむ”) 、③有斐閣、2020年、④第4版〕