シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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演習Ⅰ(東南アジア経済論) | 2024 | 通年 | 火2 | 経済学研究科博士課程前期課程 | 唐 成 | トウ セイ | 1年次配当 | 4 |
科目ナンバー
EG-OM5-201S
履修条件・関連科目等
中国経済について基礎から勉強して、中国経済に関する研究を行い、修士号を取得したいと希望する受講者。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
演習Ⅰでは、中国金融を中心とした論文を体系的に勉強することによって、各自の問題意識の醸成と先行研究のサーベイ能力を鍛えていきます。演習Ⅱでは、各自が関心する研究テーマを中心に、テーマごとに代表的な論文を掘り下げていきます。また、修士論文を作成するための問題設定、仮説、データ収集と分析能力向上を図ります。
科目目的
中国経済における研究方法論を学び,修士論文を作成するための一連の作法を訓練することが科目目的です。
到達目標
研究を行うために,研究方法論の理解,研究題目,先行研究のレビュー,研究資料の調査,収集,分析,研究ノートや論文の作成が,行えるようになることを到達目標とします。
授業計画と内容
1.ガイダンス
2.歴史の視点から見た中国の経済成長
3.現代中国経済の歩み
4.ISバランス(貯蓄投資)から見た中国経済
5.家計貯蓄理論
6.中国の家計貯蓄率はなぜ高いのか
7.高齢化、年金と家計貯蓄行動
8.遺産動機と中国の家計貯蓄行動
9.女性の労働参加と家計貯蓄行動
10.資産選択行動理論と金融資産の国際比較
11.借入制約と中国の危険資産選択行動
12.金融リテラシーと中国の家計債務行動
13.地方政府債務が家計債務に与える影響
14.デジタル金融と家計債務行動
15.産業構造の変化と資金供給
16.1990年代以降の銀行貸出行動
17.企業の金融行動(理論)
18.企業の資金調達行動
19.大企業の過剰投資行動
20.中小企業金融の現状と実態
21.リレーションシップ・バンキング
22.政策金融の理論と各国の政策金融
23.中国の政策金融制度の確立とその役割
24.政策金融と地方政府債務
25.デジタル人民元とフィンテック
26.不動産市場と金融リスク
27.中国金融の国際化の現状と課題
28.まとめー中国金融資本市場の課題と新展開
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
演習の最後に提示する課題に必ず取り組むこと。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 20 | 問題意識,課題設定,分析手法,記述の形式要件など |
平常点 | 80 | 出席と報告など |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
タブレット端末
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
レジュメなどを配布予定。必要に応じて参考文献などを指示します。