シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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演習Ⅱ(公共経済学) | 2024 | 通年 | 金5 | 経済学研究科博士課程前期課程 | 中村 彰宏 | ナカムラ アキヒロ | 2年次配当 | 4 |
科目ナンバー
EG-OM5-202S
履修条件・関連科目等
「公共経済学Ⅰ」と「公共経済学Ⅱ」を同時に履修することが望ましい。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
公共経済学の理論と実証分析を実行するための基礎力の修得を目指す。公共、環境、地域ガバナンスに関する基礎概念の修得と統計的な分析手法に関する実際の例を用いたトレーニングを実施する。演習IIでは、履修者の研究を進める上で応用側面に重点を置く。
科目目的
公共経済学の基礎理論に関する理解を確かなものとするとともに、理論の実証分析を進めるために統計学の手法を学習する。
到達目標
履修学生が、公共経済学で用いられる基礎的なツールを用いて、実際の政策や制度の客観的評価ができるようになること。理論のみならず、実証的なアプローチで政策や制度を評価し、エビデンスをもって、政策提言できるようになること。
授業計画と内容
1 政策評価手法Ⅰ(考え方)
2 政策評価手法Ⅱ(理論的背景)
3 政策評価手法Ⅲ(実務的視点)
4 政策評価手法IV(データによる客観的評価)
5 政策評価手法V(履修者による事例報告)
6 政策インプリケーションI(代替政策との比較)
7 政策インプリケーションII(長期的視点)
8 政策インプリケーションIII(政治的現実性)
9 政策インプリケーションIV(現実的な政策策定)
10 政策インプリケーションIV(履修者による事例報告)
11 シミュレーションと政策展開I(シミュレーションの考え方)
12 シミュレーションと政策展開II(シミュレーションの範囲)
13 シミュレーションと政策展開III(現実的なシナリオの策定)
14 シミュレーションと政策展開IV(具体的な事例紹介)
15 シミュレーションと政策展開V(履修者による事例報告)
16 非市場取引の分析I(反実仮想)
17 非市場取引の分析II(新商品の事例)
18 非市場取引の分析III(環境分析の事例)
19 非市場取引の分析IV(交通モードの選択)
20 非市場取引の分析V(履修者による分析事例報告)
21 学際的視点I(工学分野)
22 学際的視点II(倫理審査)
23 学際的視点III(法律分野)
24 学際的視点IV(心理学分野)
25 学際的視点V(履修者による事例報告)
26 政治的視点I(説明責任)
27 政治的視点II(ステークホルダー)
28 総括(履修者による課題報告)
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
毎回授業中に課題とその取り組み方を指導する。このガイドに従って、事前に準備をして授業に臨むこと。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 60 | 授業の理解度を中心に評価します |
平常点 | 40 | 授業への積極的参加と貢献で評価します |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
状況に応じてオンラインツールも積極的に活用します
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
総務省(郵政省)での勤務経験があります
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
政策の具体的事例も授業内で扱います
テキスト・参考文献等
それぞれのテーマに応じて、適当な教材を毎回提供する。
その他特記事項
毎回課題に積極的に取組むこと。