シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
演習Ⅰ(環境経済学) | 2024 | 通年 | 月2 | 経済学研究科博士課程前期課程 | 佐々木 創 | ササキ ソウ | 1年次配当 | 4 |
科目ナンバー
EG-OM5-201S
履修条件・関連科目等
「環境経済学Ⅰ」と「環境経済学Ⅱ」を同時に履修することが望ましい。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
環境経済学では、主に環境問題が発生するメカニズムや分析する手法と、環境政策や環境ビジネスについて研究対象です。演習Ⅰでは実際に事例をもとに分析するトレーニングに実施します。
科目目的
環境経済学の理論を習熟し、現実の政策や環境ビジネスに応用できる分析能力を養う。
到達目標
環境経済学の理論を習熟し、現実の政策や環境ビジネスに応用できる能力として、学生が主体的に修士論文のテーマを設定できる能力を身に着ける。
授業計画と内容
1 先行研究の検索方法
2 先行研究収集と自己のテーマとの関連性の検討
3 先行研究の理解①(主要論文を理解する)
4 先行研究の批判的考察①(主要論文の課題を理解する)
5 先行研究の理解②(主要論文の批判を理解する)
6 先行研究の批判的考察②(批判論文の課題を理解する)
7 先行研究の分類
8 サーベイ論文の解題 Journal of Economic Literatureなど
9 サーベイ論文の解題 Journal of Economic Perspectivesなど
10 先行研究の整理と研究テーマとの関わりに関する議論①(主要論文との関係)
11 先行研究の整理と研究テーマとの関わりに関する議論②(批判論文との関係)
12 研究のテーマの独自性の検討
13 論文の目的と構成①(目次の作成)
14 論文の目的と構成②(背景と結論の検討)
15 研究手法の検討①(類似する研究の整理)
16 研究手法の検討②(独自手法の検討)
17 調査項目の設定①(既存データの整理)
18 調査項目の設定②(新規データの検討)
19 調査データの収集①(既存データの収集)
20 調査データの収集②(新規データの収集)
21 調査データの分析①(既存データの分析)
22 調査データの分析②(新規データの分析)
23 論文の章構成を立てる。 脚注など
24 論文の章構成を立てる。参考文献の記法など
25 各章のロジックを整合的、体系的に分析し記述する
26 論文の構成と加筆修正、議論(本論の完成)
27 論文の構成と加筆修正、議論(背景と結論の完成)
28 論文の最終確認
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
---|---|---|
平常点 | 100 | 討論(質疑応答)ならびにプレゼンの的確さ、授業への積極的な参加姿勢を評価します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション/実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
大手シンクタンク(三菱UFJリサーチ&コンサルティング、2007年5月~2012年3月)にて環境政策立案のリサーチ業務・環境ビジネスの国際展開のコンサルティング業務、途上国の環境政策対話支援などに従事。現在、スタートアップ企業(㈱SUNUP)の社外取締役も兼任。
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
理論と実証における環境経済学の有効性と限界について、授業で具体的な事例を提示します。
大手コンサルティングで実施してきたプロジェクトマネジメントをPBLに生かして演習を実施します。
テキスト・参考文献等
必要な参考文献については、必要に応じて、その都度指示し、解題議論を行います。