シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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English Seminar(4) | 2025 | 後期 | 金3 | 文学部 | 貞廣 真紀 | サダヒロ マキ | 3年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LE-EX3-B110
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
19世紀中葉から南北戦争以降のアメリカの短編・中編小説とエッセイを扱い、作品の背景となる社会状況を踏まえて分析を行います。その際、研究論文を併せて読んだり、映画アダプテーションを視聴したりすることで、作品の解釈がどのように展開していったのかについても考えます。テーマとしては、人種やジェンダー・セクシュアリティ、階級、障がいを軸に、語りの構造や戦争表象、動物表象などを多角的に考察し、19世紀のアメリカの社会と文化を考えます。
科目目的
英文の小説と視聴覚教材を用いることで、英語の総合的能力を高めるとともに、その背景となる文化を理解する。
到達目標
19世紀の文学作品の読解を通じて英語読解力を養うとともに、言語活動を支える社会的・文化的知識を習得します。また、表象を読み解く批判的思考力と、今日の社会につながる問題の萌芽がどのように見られるのかについての理解力を養成します。
授業計画と内容
第1回 イントロダクション
第2回 Herman Melville, Bartleby (1)
第3回 Herman Melville, Bartleby (2)
第4回 南北戦争の語り方(1)Ambrose Bierce
第5回 南北戦争の語り方(2)Nathaniel Hawthorne
第6回 南北戦争の語り方(3)Mark Twain
第7回 Mark Twain, “Jim Smiley and Jumping Frog”
第8回 Mark Twain, “Jim Blaine and His Grandfather’s Ram”
第9回 Mark Twain, “A Dog’s Tale”
第10回 Mark Twain, "A True Story, Repeated Word for Word as I Heard It"
第11回 Mark Twain, “Concerning the Jews”
第12回 Louisa May Alcott, Good Wives (1)
第13回 Louisa May Alcott, Good Wives (2)
第14回 まとめ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
予習コメントの作成、口頭発表の準備
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 30 | 扱った作品についてオリジナルな議論を提示しているかどうか。 |
平常点 | 50 | 授業中やリアクションペーパーに、自分の意見を明確に述べて、作品解釈の構築に資する発言・コメントをおこなったかどうか。 |
その他 | 20 | 授業中の発表において、自身の作品解釈を明確に提示して、その論拠をしめすことができたかどうか。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
授業時に配布します
その他特記事項
履修人数によって、扱う作品が一部変更になったり、順番が入れ替わる可能性があります。