シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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基礎セミナー(経営学) | 2024 | 前期 | 水1 | 商学研究科博士課程前期課程 | 佐久間 英俊、砂川 和範、平澤 哲 | サクマ ヒデトシ、スナガワ カズノリ、ヒラサワ テツ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
CG-OM5-001L
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
英語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
授業概要:
本授業では、経営学研究における課題の発見や研究方法の選択などに関する示唆を与え、修士論文の課題設定などに資する情報を提供するという観点から、経営学の代表的な理論の原理や近年の研究動向を踏まえ、その理論に関わる研究がいかに発展してきたのかを学んでいきます。
科目目的
本授業の目的は、経営学の代表的な理論について、それぞれの理論が生まれてきた背景や基本原理を理解するとともに、最近の世界の研究動向を学ぶことを通じて、それぞれの理論に関わる研究では、どのように課題設定が行われ、どのような研究方法によって、どのように課題が解明されてきたのかを理解することです。そして、これらの理解を通じて、学生諸君が自分の研究における課題設定や研究方法を自ら検討できるようになることを目指します。
到達目標
テキストの精読を通じて、主に、以下の学習成果を得ることです。
①経営理論及び経営学研究の目的や意義を理解する
②優れた研究とは何かを考え、理解する
③理論にもとづきながら、経営学的な現象について深く思考する能力を身につける
④自らの研究における課題設定や研究方法を検討できるようになる
授業計画と内容
毎回、発表者を割り当て、発表者にはパワーポイントでレジュメを作成してきてもらい、授業で発表していただきます。授業では、発表者の発表を聴いたうえで、受講者全員でディスカッションをしながら理解を深めていきます。
第1回 オリエンテーション:授業の目的、スケジュール、発表担当決め
第2回 競争戦略理論①:第1・2章(SCP理論)
第3回 競争戦略理論②:第3・4章(RBV、SCPvsRBV)
第4回 競争戦略理論③:第31・32章(エコロジーベースの進化論、レッドクイーン理論)
第5回 競争戦略理論④:第17・33章(ダイナミックケイパビリティ理論、
戦略とイノベーションと経営理論)
第6回 組織行動理論①:第18・19章(リーダーシップの理論、モチベーションの理論)
第7回 組織行動理論②:第11・12・13章(企業行動理論、知識の探索・深化の理論)
第8回 組織行動理論③:第14・15・16章(組織の記憶の理論、知識創造理論、
認知心理学ベースの進化理論)
第9回 組織行動理論④:第23章(センスメイキング理論)
第10回 組織の経済学・ソーシャルネットワーク他の理論①:第5章・6章(情報の経済学)
第11回 組織の経済学・ソーシャルネットワーク他の理論②:第7章・10章(取引費用理論・
リアル・オプション理論)
第12回 組織の経済学・ソーシャルネットワーク他の理論③:第24章・25章・26章(ソーシャル
ネットワーク理論)
第13回 組織の経済学・ソーシャルネットワーク他の理論④:第27章・28章(ソーシャル・
キャピタル理論、
社会学ベースの制度理論)
第14回 まとめ:担当教員による研究や研究のアプローチ等の紹介
※授業の順番や内容は、受講者の理解度や興味・関心によって変更する場合があります。
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 100 | 出席、発表担当の際の内容(質)、議論への参加・貢献度等を総合的に評価で、総合的に評価します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
タブレット端末
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
入山章栄(2019)『世界標準の経営理論』,ダイヤモンド社.
その他、適宜、関連資料を配布することがあります。