シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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財務会計論Ⅱ | 2024 | 後期 | 月1 | 商学研究科博士課程前期課程 | 山口 朋泰 | ヤマグチ トモヤス | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
CG-AU5-204L
履修条件・関連科目等
財務会計関連科目や計量経済学関連科目を履修済み,あるいは並行して履修することが望ましい。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
企業経営者の会計行動に関する実証的な文献を輪読する。具体的には,報告担当者は文献の内容を要約したレジュメを作成し,授業中に報告する。報告後は,質疑応答やディスカッションを行い,経営者の会計操作に対する理解を深める。
科目目的
企業経営者の会計的裁量行動に対する認識を深めるとともに,実証的な会計学に対する基礎的な知識を習得することを目的としている。
到達目標
企業経営者がどのような利益数値を目標利益として設定しているか,報告利益を調整する方法や動機にはどのようなものがあるかを説明できるようになること。
実証分析で用いられる統計学や計量経済学に関する基礎的な知識を得ること。
授業計画と内容
第1回 ガイダンス:自己紹介、授業の進め方、報告順番の決定
第2回 先行研究のサーベイ
第3回 減益および損失回避と利益調整
第4回 減益および損失回避と裁量的発生高
第5回 経営者予想値の達成と利益調整
第6回 連続増益の達成と利益平準化行動
第7回 連結財務諸表情報と利益調整
第8回 連結会計制度の変更と利益調整
第9回 株式所有構造と利益調整
第10回 利益調整の動機分析
第11回 経営者報酬と利益調整
第12回 経営者交代と利益調整
第13回 経営者による株式保有と利益調整
第14回 到達度確認:日本企業の会計的裁量行動
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 50 | 講義の期末時点(具体的な実施時期については,授業中に指示する)に,記述問題を出題する。 |
平常点 | 50 | 報告とディスカッションの内容と参加度で評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキストは以下の通り。
首藤昭信(2010)『日本企業の利益調整-理論と実証』(中央経済社)
その他特記事項
ソフトウェアの利用なし。