シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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商業史Ⅰ | 2024 | 後期 | 月4 | 商学研究科博士課程前期課程 | 小野寺 利行 | オノデラ トシユキ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
CG-CM5-303L
履修条件・関連科目等
特に履修条件は設けないが、経済史や商業史の授業を受講していることが望ましい。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
商業史に関する文献の講読と質疑応答を行なうとともに、履修者の研究の進展状況を報告してもらいます。
科目目的
商業史を研究するために必要な専門的な知識・技法の習得を目的としています。
到達目標
文献講読を通じて専門的な知識を得るとともに、文献の内容をきちんと読解した上で的確に要約して内容を説明できるようになることを目指します。研究報告を行なうことで、自分で問題を設定し、問題を解決するために論証を行ない、それらを口頭・文章で表現できるようになることを目標とします。
授業計画と内容
1. ガイダンス
2. これまでの研究と今後の研究方針の報告
3. 商業史の基本的な文献の講読(1) 欧米
4. 商業史の基本的な文献の講読(2) アジア
5. 商業史の基本的な文献の講読(3) 日本
6. 今後の研究テーマに関わる研究史の報告
7. 商業史の文献の講読(1) 前近代ヨーロッパ
8. 商業史の文献の講読(2) 近現代欧米
9. 商業史の文献の講読(3) 前現代アジア
10. 研究の進展状況と研究計画の報告
11. 商業史の文献の講読(4) 近現代アジア
12. 商業史の文献の講読(5) 前近代日本
13. 商業史の文献の講読(6) 近現代日本
14. 今後の研究計画の報告
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
文献講読では担当者がレジュメを作成し、担当者を含む履修者全員は不明点を調べるなどの予習・復習を行なってください。研究報告では報告者はレジュメを作成し、研究報告後の質疑応答をふまえてレジュメを修正してください。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 50 | 講読した文献の書評レポートを作成してもらいます。評価のポイントとしては、第一に講読した文献の内容を的確に理解した上で要約できているのかという点。第二に文献において何が明らかにされ、何が明らかにされていないか、文献が研究史にどのような意義をもつのかといった点などを評することができているのかという点です。 |
平常点 | 50 | 研究報告・文献講読での発表・質疑応答への取り組みを評価します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
[テキスト]
講義ではテキストは使用しません。講読するテキストは履修者と相談した上で決定します。
[参考文献]
・石坂昭雄、壽永欣三郎、諸田實、山下幸夫『商業史』(有斐閣双書)有斐閣、1980年、ISBN:464105617X
・武野要子(編)『商業史概論』(有斐閣ブックス)有斐閣、1993年、ISBN:4641085250
・谷澤毅『世界流通史』昭和堂、2017年、ISBN:9784812216309
上記以外の参考文献は授業中に適宜紹介します。