科目ナンバー

CG-AE5-402L

履修条件・関連科目等

特になし。

授業で使用する言語

日本語

授業で使用する言語（その他の言語）

授業の概要

生物多様性のような自然資本を経済的な指標で表す方法を学ぶ。
具体的には、テキストを利用して各項目をまずは学習する。
テキストと共に、視覚教材などを用いながら、具体的な事案を取り上げつつ、
最終的には、受講者は各自が選んだ課題についてプレゼンテーションをする。
manabaを利用した双方向型授業も実施する。

科目目的

当科目の目的は、
１　生物多様性が急激に失われている現状を客観的なデータから知る
２　生物多様性が経済活動によって失われる背景を知る
３　生物多様性を維持、保全していくために必要な対策を知る
４　生物多様性の経済的な価値がどのように定義されているのかを知る
５　生物多様性の経済的な価値を評価する方法を知る
６　１−５を知ることで、どのような生物多様性保全が可能かを見出す

以上６項目となる。

到達目標

本講義の到達目標は以下の通りである。
１）生物多様性の経済的価値を定義し、生物多様性の複雑な要因を理解できる
２）生物多様性の経済的価値を評価することができる
３）生物多様性の経済的価値の意義や利用法を整理し、これらをどのように経済市場に組み込むことができるかを考察できるようになる

授業計画と内容

第１回　Introduction
第２回　Therory of Economic Valuation
第３回　Concepts of Economic Valuation
第４回　Definitions, Measures of Biodiversity
第５回　Ecological Value of Biodiversity
第６回　Biodiversity Value in Environmental Ethics
第７回　A Look back on Economic Evaluation of Biodiversity in world and Japan
第８回　State of the Art in Econoic Valuation of Biodiversity
第９回　 Case study of Economic Valuation of Biodiversity in OECD
第１０回　Case study of Economic Valuation of Biodiversity in Japan
第１１回　Conceptual Framework for Economic Valuation of Biodiversity
第１２回　A Look Back and a Look Ahead
第１３回　Presentation on the topic of Economic Valuation of Biodiversity.
第１４回　Sum up

授業時間外の学修の内容

指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと／授業終了後の課題提出

授業時間外の学修の内容（その他の内容等）

授業回の予習をし、取り扱う項目のポイントを理解した上で出席をすること。課題演習に必ず取り組む。課題には、時間がかかるものがあるので、早めに取り組むことが必要である。

授業時間外の学修に必要な時間数／週

・毎週１回の授業が半期（前期または後期）または通年で完結するもの。１週間あたり４時間の学修を基本とします。
・毎週２回の授業が半期（前期または後期）で完結するもの。１週間あたり８時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

成績評価の方法・基準（備考）

課題や試験のフィードバック方法

授業時間内で講評・解説の時間を設ける

課題や試験のフィードバック方法（その他の内容等）

アクティブ・ラーニングの実施内容

ディスカッション、ディベート／プレゼンテーション／実習、フィールドワーク

アクティブ・ラーニングの実施内容（その他の内容等）

授業におけるICTの活用方法

実施しない

授業におけるICTの活用方法（その他の内容等）

実務経験のある教員による授業

いいえ

【実務経験有の場合】実務経験の内容

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

テキスト・参考文献等

Economic Valuation of Biodiversity, An Interdisciplinary Conceptual Perspective, 1st Edition
ISBN 9780367152383
By Bartosz Bartkowski
Copyright 2017
参考書については、適宜授業で紹介する。

その他特記事項

参考URL