シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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演習Ⅰ(流通論) | 2024 | 通年 | 木2 | 商学研究科博士課程前期課程 | 木立 真直 | キダチ マナオ | 1年次配当 | 4 |
科目ナンバー
CG-OM5-701L
履修条件・関連科目等
学部での流通論・マーケティング論を履修し、流通分野に関する基礎知識をもっていることが望まれます。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
流通理論、現代流通システム論、食品流通の現状分析、あるいは流通の国際比較などに関するテキストを1冊取り上げ、1つの体系的な流通研究の方法について理解を深めます。さらに、各自が関心を持つ個別分野の論文を取り上げ、報告と議論を行います。
科目目的
高い研究能力及び優れた見識と高度の専門性を身に着ける人材養成の一環として、流通に関するマクロの理論的基礎を学ぶとともに、最新の流通に関する実証研究を取り上げ議論することで、流通研究の全体像と現段階を理解することを目的とします。
とくに、流通に関する基礎理論、小売業や卸売業の市場行動と戦略、流通が提供する新しい価値、流通の国際比較、流通と社会、といった流通研究の基本的な領域をカバーしながら、同時に、受講者の関心に応じて、それ以外の新たな流通研究分野を含めて、学ぶことを目的とします。
到達目標
受講者が、流通に関する基礎理論や現状分析に関する知識を習得し、最終的には一人ひとりの研究対象と方法についての基礎的な力量を高めることを目標とします。
授業計画と内容
(前期)
①科目目的・到達目標・授業計画の確認
②著書・論文の報告と討論(1) キーワード:交換、社会的分業
③著書・論文の報告と討論(2) キーワード:商品経済、商品流通
④著書・論文の報告と討論(3) キーワード:市場とその働き
⑤著書・論文の報告と討論(4) キーワード:流通懸隔、流通機能
⑥著書・論文の報告と討論(5) キーワード:商業者の自立化
⑦著書・論文の報告と討論(6) キーワード:商業者の段階分化
⑧著書・論文の報告と討論(7) キーワード:商業者の部門分荷
⑨著書・論文の報告と討論(8) キーワード:商業者の機能分化
⑩著書・論文の報告と討論(9) キーワード:商業組織の形成
⑪著書・論文の報告と討論(10) キーワード:商業者の大規模化、商業排除
⑫著書・論文の報告と討論(11) キーワード:マーケティングの成立
⑬著書・論文の報告と討論(12) キーワード:マーケティングの展開
⑭まとめ・総括
(後期)
①科目目的・到達目標・授業計画の確認
②著書・論文の報告と討論(1) キーワード:流通と消費、消費者主権、消費志向
③著書・論文の報告と討論(2) キーワード:消費の現代的変容
④著書・論文の報告と討論(3) キーワード:小売業の近代化
⑤著書・論文の報告と討論(4) キーワード:多様な小売革新、コンビニエンスストア
⑥著書・論文の報告と討論(5) キーワード:インターネット小売業
⑦著書・論文の報告と討論(6) キーワード:物流、ロジステイクス
⑧著書・論文の報告と討論(7) キーワード:卸売商業、取引総数最小化、卸売機能
⑨著書・論文の報告と討論(8) キーワード:サプライチェーンの構築、対立と連携
⑩著書・論文の報告と討論(9) キーワード:流通の国際化
⑪著書・論文の報告と討論(10) キーワード:流通と地域、商店街、買い物弱者
⑫著書・論文の報告と討論(11) キーワード:流通の公共性
⑬著書・論文の報告と討論(12) キーワード:流通と社会
⑭まとめ・総括
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
毎回の授業前に、配布された、あるいはmanabaに掲載されたレジュメを精読した上での出席が求められるます。また、授業の最後に提示された関連文献の通読、あるいは提示された課題に取り組むことが必須となります。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 10 | 書評などのレポートにおいて、内容を正確に把握しているか、それに対し論理的な指摘がなされているかを評価します。 |
平常点 | 50 | 議論に積極的に参加しているか、また発言内容が議論に大きく貢献しているかを評価します。 |
その他 | 40 | 発表・報告において、提出されたレジメ・文書および口頭発表が研究としての基本的要件を満たしているかを評価します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
開講時に相談の上、決定します。