シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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演習Ⅱ(流通チャネル論) | 2024 | 通年 | 火4 | 商学研究科博士課程前期課程 | 久保 知一 | クボ トモカズ | 2年次配当 | 4 |
科目ナンバー
CG-OM5-702L
履修条件・関連科目等
学部レベルのマーケティング論、流通論、統計学の知識を前提とします。知識が不足している場合は、受講前に各自で準備をしておいてください。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
前半は伝統的なトピックスをカバーします。それ以降は現在進行形の研究テーマをとりあげます。
おおよそ2回かけて1本の英文論文を読みます。受講生は熟読の上、参加してください。各回の授業では、ランダムに受講生を指名し、5分程度のサマリーを口頭でしてもらいます。その後、ディスカッションに入ります。
科目目的
英文トップジャーナルに掲載された流通チャネル論の論文の輪読を通して、流通チャネル論の動向を把握し、受講生が独自のリサーチ・プロポーザルを提出することを目的とします。
到達目標
既存研究に基づいた上で、独自のリサーチのアイデア(実証可能な命題であること)をプロポーザルにおいて提出することを目標とします。
授業計画と内容
1. ガイダンス
2. 流通チャネル論の概観:Frazier (1999), 前半部
3. 流通チャネル論の概観:Frazier (1999), 後半部
4. 延期と投機:Bucklin (1966), 理論編
5. 延期と投機:Bucklin (1966), 実証編
6. 前方統合:John and Weitz (1988), 理論編
7. 前方統合:John and Weitz (1988), 実証編
8. ガバナンス:Heide (1994), 理論編
9. ガバナンス:Heide (1994), 実証編
10. デュアル・チャネル:Bergen, Dutta, Heide, and John (1995), 理論編
11. デュアル・チャネル:Bergen, Dutta, Heide, and John (1995), 実証編
12. パワー:Shervani, Frazier, and Challagalla (2007), 理論編
13. パワー:Shervani, Frazier, and Challagalla (2007), 実証編
14. プロポーザルの作り方
15. プロポーザルの報告 (1)
16. 正統性:Grewal, et al. (2002), 理論編
17. 正統性:Grewal, et al. (2002), 実証編
18. 操作変数法:Yang, et al. (2012), 理論編
19. 操作変数法:Yang, et al. (2012), 実証編
20. 自然実験:Israeli (2014), 理論編
21. 自然実験:Israeli (2014), 実証編
22. デュアル・チャネル:Vinhas and Heide (2014), 理論編
23. デュアル・チャネル:Vinhas and Heide (2014), 実証編
24. チャネル拡張:Homburg, et al. (2014), 理論編
25. チャネル拡張:Homburg, et al. (2014), 実証編
26. 機会主義的行動:Ganesan, et al. (2010), 理論編
27. 機会主義的行動:Ganesan, et al. (2010), 実証編
28. プロポーザルの報告 (2)
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
入念な予習をした上で授業に参加してください。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 50 | リサーチのプロポーザルの完成度で評価します。 |
平常点 | 50 | 各回の発表資料の質と、授業中の発言の量と質で評価します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
リーディング・リストをウェブサイトから配布します。
その他特記事項
最新の授業情報は久保のウェブサイトから配信します。履修を考えている方は、初回授業までに必ずチェックするようにしてください。
https://sites.google.com/site/tomokazukubochuo/