科目ナンバー

CG-OM5-701L

履修条件・関連科目等

学部レベルの確率論，統計学，計量経済学，ミクロ経済学の知識を前提とする．

授業で使用する言語

日本語

授業で使用する言語（その他の言語）

授業の概要

個票データを使った実証論文の輪読を行います．読む論文は受講生と相談して決めます．必要であれば，論文を読む前に計量経済学や経済理論の教科書等を輪読することもあります．

科目目的

・修士論文を作成するため．

到達目標

・実証論文を読めるようになること．
・先行研究の再現ができること．

授業計画と内容

以下の通り予定しているが，受講生次第で変更の可能性がある．

第1回 ガイダンス
第2回　学生の研究テーマの発表 (1)
第3回　学生の研究テーマの発表 (2)
第4回　学生による先行研究のレビュー
第5回　ミクロ計量経済学の復習：１変数の線形回帰モデル
第6回　学生による先行研究のレビュー (1)
第7回　ミクロ計量経済学の復習：多変数の線形回帰モデル
第8回　学生による先行研究のレビュー (2)
第9回　ミクロ計量経済学の復習：因果効果と実験
第10回　学生による先行研究のレビュー (3)
第11回　ミクロ計量経済学の復習：政策評価
第12回　学生による先行研究のレビュー (4)
第13回　ミクロ計量経済学の復習：最尤法　
第14回　学生による先行研究のレビュー (5)

第15回　修士論文のテーマ案の発表 (1)
第16回　修士論文のテーマ案の発表 (2)
第17回　先行研究の再現 (1)
第18回　先行研究の再現 (2)
第19回　先行研究の再現 (3)
第20回　先行研究の再現 (4)
第21回　先行研究の再現 (5)
第22回　先行研究の再現 (6)
第23回　修士論文のデータ収集 (1)
第24回　修士論文のデータ収集 (2)
第25回　修士論文のデータ・クリーニング (1)
第26回　修士論文のデータ・クリーニング (2)
第27回　修士論文のデータ・クリーニング (3)
第28回　修士論文のデータ・クリーニング (4)

授業時間外の学修の内容

指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと／授業終了後の課題提出

授業時間外の学修の内容（その他の内容等）

・論文を探す．
・論文を読む．
・データを探す．
・コードを書く．

授業時間外の学修に必要な時間数／週

・毎週１回の授業が半期（前期または後期）または通年で完結するもの。１週間あたり４時間の学修を基本とします。
・毎週２回の授業が半期（前期または後期）で完結するもの。１週間あたり８時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

成績評価の方法・基準（備考）

課題や試験のフィードバック方法

授業時間内で講評・解説の時間を設ける／授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う

課題や試験のフィードバック方法（その他の内容等）

アクティブ・ラーニングの実施内容

ディスカッション、ディベート／プレゼンテーション

アクティブ・ラーニングの実施内容（その他の内容等）

授業におけるICTの活用方法

その他

授業におけるICTの活用方法（その他の内容等）

実務経験のある教員による授業

いいえ

【実務経験有の場合】実務経験の内容

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

テキスト・参考文献等

【参考文献】
・田中隆一(著)，『計量経済学の第一歩』，有斐閣，2015，ISBN 9784641150287
・今井耕介(著)，『社会科学のためのデータ分析入門（上）』，岩波書店，2018，ISBN 9784000612456
・今井耕介(著)，『社会科学のためのデータ分析入門（下）』，岩波書店，2018，ISBN 9784000612463
・James H. Stock ・Mark W. Watson（著）宮尾 龍蔵（訳），『入門計量経済学』，共立出版，2016年，ISBN 978-4-320-11146-2
・経済学のサーベイ雑誌（Journal of Economic Perspectives，Journal of Economic Literature）

その他特記事項

受講希望者は必ず事前に担当教員に相談してください．
統計ソフト（R, RStudio, Stata）を使用する．

参考URL