シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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演習Ⅱ(税法) | 2024 | 通年 | 火6 | 商学研究科博士課程前期課程 | 山上 淳一 | ヤマカミ ジュンイチ | 2年次配当 | 4 |
科目ナンバー
CG-OM5-702L
履修条件・関連科目等
租税法科目を履修していること。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
毎回、受講生が修士論文に関連するテーマについて報告を行い、その報告を基礎として討議、解説を行います。
科目目的
租税法の修士論文を作成するための法的知識を身に付けるとともに、法的思考力、文章力及びリサーチ能力を修得することを目的とします。
到達目標
学説、判例等の研究を通じて、租税法を体系的に理解するとともに、現行税法の下での法的問題点を把握し、これに対して論理的に自身の見解を提示することができるようになる。
授業計画と内容
受講者の研究内容に応じて設定するテーマについて発表を行い、それを基礎としてディスカッションを行っていきます(以下は、国外への資産移転等による相続税・贈与税の租税回避に関する研究をテーマとする場合の一例です。)。
(春学期)
第1回 ガイダンス
第2回 修士論文の作成方法等
第3回 判例の読み方
第4回 租税法の解釈(理論)
第5回 租税法の解釈(事例)
第6回 租税回避の否認(理論)
第7回 租税回避の否認(事例)
第8回 課税管轄(理論)
第9回 相続税の納税義務の範囲(理論)
第10回 相続税の納税義務の範囲(制度・国際比較)
第11回 国内源泉所得(理論)
第12回 相続・贈与時における譲渡所得課税
第13回 執行可能性
第14回 まとめ(春学期の振り返り)
(秋学期)
第15回 修士論文の中間発表と議論
第16回 修士論文の中間発表と議論
第17回 修士論文の中間発表と議論
第18回 修士論文の中間発表と議論
第19回 修士論文の中間発表と議論
第20回 修士論文の中間発表と議論
第21回 修士論文の中間発表と議論
第22回 修士論文の中間発表と議論
第23回 修士論文の中間発表と議論
第24回 修士論文の作成指導
第25回 修士論文の作成指導
第26回 修士論文の作成指導
第27回 修士論文の最終発表
第28回 まとめ(今後の研究)
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 100 | 毎回の報告内容、授業への参加・貢献度・受講態度(意見の表明、他の学生と協調して学ぶ態度等)の状況により評価します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
1988年度から2021年度まで、主に国税庁及び財務省主税局等に在籍し、税制改正(相続税法、税理士法)、法令解釈通達の制定(税務調査手続)、訟務、税務調査、査察等に携わる。1998年から99年には、ハーバード大学ロースクール国際租税講座で米連邦所得税法、付加価値税等を学ぶ。
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
税制・税務執行当局における実務で直面した租税回避・税務訴訟の実例等も紹介しながら、実務に即した論点・知識を提供します。
テキスト・参考文献等
随時指示します。