科目ナンバー

CG-OM5-702L

履修条件・関連科目等

管理会計に関する基本的な知識を持っていることを前提とします。

授業で使用する言語

日本語／英語

授業で使用する言語（その他の言語）

授業の概要

この授業ではマネジメント・コントロール，コストマネジメントといった管理会計に係わる修士論文を執筆できるようになるために必要な研究方法を理解することを目指します。具体的には，管理会計の研究方法に関するテキストをベースとして，そのなかで取り上げられたアプローチ，理論，研究方法などを用いた管理会計の学術論文を読んでいきます。

科目目的

管理会計に関する論文を執筆するための力を身につけることを目的とします。

到達目標

管理会計に関する論文を執筆できるようになることを目標とします。

授業計画と内容

〔前期〕
第1回　イントロダクション
第2回　研究の手順と研究倫理
第3回　研究アプローチ（1）：実証的アプローチ
第4回　研究アプローチ（2）：解釈的アプローチ
第5回　研究アプローチ（3）：批判的アプローチ
第6回　理論基盤（1）：基礎
第7回　理論基盤（2）：エージェンシー理論
第8回　理論基盤（3）：コンティンジェンシー理論
第9回　理論基盤（4）：経済学の理論
第10回　理論基盤（5）：心理学の理論
第11回　理論基盤（6）：社会学の理論
第12回　研究フレームワークと仮説の構築
第13回　修士論文の作成にむけて（1）：文献レビュー
第14回　修士論文の作成にむけて（2）：研究フレームワーク

〔後期〕
第1回　データ収集と分析（1）：データの収集・分析
第2回　実験的研究（1）：実験的研究の方法
第3回　実験的研究（2）：実験的研究を用いた研究論文の検討
第4回　サーベイ研究（1）：サーベイ研究の方法
第5回　サーベイ研究（2）：サーベイ研究を用いた研究論文の検討
第6回　フィールドワーク（1）：フィールドワークの方法
第7回　フィールドワーク（2）：定性的フィールドワークを用いた研究論文の検討
第8回　フィールドワーク（3）：定量的フィールドワークを用いた研究論文の検討
第9回　アーカイバル研究（1）：アーカイバル研究の方法
第10回　アーカイバル研究（2）：アーカイバル研究を用いた研究論文の検討
第11回　歴史研究（1）：歴史研究の方法
第12回　歴史研究（2）：歴史研究を用いた研究論文の検討
第13回　修士論文の作成にむけて（3）：分析とその結果
第14回　修士論文の作成にむけて（4）：分析結果の考察

授業時間外の学修の内容

指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと

授業時間外の学修の内容（その他の内容等）

各回の授業は履修者が準備した報告資料に基づいて進めていきます。報告の有無に関わらず，すべての履修者がテキストの指定箇所を読んだうえで授業に参加してください。

授業時間外の学修に必要な時間数／週

・毎週１回の授業が半期（前期または後期）または通年で完結するもの。１週間あたり４時間の学修を基本とします。
・毎週２回の授業が半期（前期または後期）で完結するもの。１週間あたり８時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

成績評価の方法・基準（備考）

課題や試験のフィードバック方法

授業時間内で講評・解説の時間を設ける／授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う

課題や試験のフィードバック方法（その他の内容等）

アクティブ・ラーニングの実施内容

ディスカッション、ディベート／プレゼンテーション／実習、フィールドワーク

アクティブ・ラーニングの実施内容（その他の内容等）

授業におけるICTの活用方法

実施しない

授業におけるICTの活用方法（その他の内容等）

実務経験のある教員による授業

いいえ

【実務経験有の場合】実務経験の内容

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

テキスト・参考文献等

テキスト
Smith, M. 2011. Research Methods in Accounting, 2nd edition. London: Sage.
Chapman, C. S., Hopwood, A. G., and M. D. Shields. 2006. Handbook of Management Accounting Research, Vol.1. Elsevier.

参考文献
必要に応じて適宜紹介します

その他特記事項

参考URL