科目ナンバー

CG-OM5-701L

履修条件・関連科目等

簿記を含む財務会計論（会計学）について、大学学部の一般的講義で取り上げられる水準の内容については、すでに修得しており、会計学に対して問題意識をもっていることが前提となります。

授業で使用する言語

日本語

授業で使用する言語（その他の言語）

授業の概要

受講生の問題意識にそって研究テーマ・研究課題を決定し、それに応じた先行研究のレビューと自説の展開につながる研究報告を行ってもらいます。ただし、前期は、受講生と相談の上で、会計理論等の文献を選んで一緒に読むことになります。後期は、修士論文のテーマを仮決定し、そのテーマに関して報告してもらい、修士論文を完成するための指導を行います。

科目目的

修士課程における集大成である財務会計に関する修士論文の完成を目指します。

到達目標

財務会計に関する修士論文の完成を目指します。

授業計画と内容

受講人数により授業の進行は調整するが、およそ次の計画で指導を行う。

第１回　ガイダンス
第２回　研究テーマの発案
第３回　研究テーマの決定
第４回　先行研究リストの作成と先行研究のレビュー
第５回　先行研究リストの修正と先行研究のレビュー
第６回　研究方法論１：データ収集（研究方法の選択・サンプル選択）　
第７回　研究方法論２：データ収集（データ管理・定性的研究）
第８回　研究方法論３：データ分析
第９回　研究方法論４：実験的研究（問題の提示と実験デザイン）
第10回　研究方法論５：サーベイ研究（郵送調査）
第11回　研究方法論６：サーベイ研究（パイロットテストとデータ収集）
第12回　研究方法論７：サーベイ研究（インタビュー調査）
第13回　研究方法論８：フィールドワーク（ケーススタディ）
第14回　先行研究のまとめ
第15回　研究方法論９：フィールドワーク（質的分析）
第16回　研究方法論10：アーカイバル研究（クロスセクションデータの分析）
第17回　研究方法論11：アーカイバル研究（時系列データの分析）
第18回　先行研究リストの修正と先行研究ののレビュー
第19回　研究課題の決定
第20回　研究課題のブレイクダウン
第21回　受講生による研究報告（研究課題と研究方法の組合せ）
第22回　受講生による研究報告（研究課題に応じたデータ収集）
第23回　受講生による研究報告（研究課題に応じたデータ分析）
第24回　受講生による研究報告（研究課題と先行研究の相違点）
第25回　研究課題のブラッシュ・アップ
第26回　受講生による研究報告（修士論文の目次の決定）
第27回　受講生による研究報告（修士論文の概要の下書き）
第28回　受講生による研究報告（修士論文の結論の下書き）

授業時間外の学修の内容

指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと／授業終了後の課題提出

授業時間外の学修の内容（その他の内容等）

研究報告に向けての準備と報告後のフィードバックが必要になります。

授業時間外の学修に必要な時間数／週

・毎週１回の授業が半期（前期または後期）または通年で完結するもの。１週間あたり４時間の学修を基本とします。
・毎週２回の授業が半期（前期または後期）で完結するもの。１週間あたり８時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

成績評価の方法・基準（備考）

授業中の議論の内容（平常点60％）や研究報告への取り組み（課題提出40％）などにもとづいて、総合的に評価します。

課題や試験のフィードバック方法

授業時間内で講評・解説の時間を設ける

課題や試験のフィードバック方法（その他の内容等）

アクティブ・ラーニングの実施内容

PBL（課題解決型学習）／ディスカッション、ディベート／プレゼンテーション／実習、フィールドワーク

アクティブ・ラーニングの実施内容（その他の内容等）

授業におけるICTの活用方法

タブレット端末／その他

授業におけるICTの活用方法（その他の内容等）

Zoomによるオンライン・ミーティングやmanabaの各種機能も場合に応じて活用します。

実務経験のある教員による授業

いいえ

【実務経験有の場合】実務経験の内容

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

テキスト・参考文献等

受講生と相談の上で、会計理論のテキストを初回ないし第2回授業で決定します。

その他特記事項

参考URL