シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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演習Ⅰ(財政学) | 2024 | 通年 | 木4 | 商学研究科博士課程前期課程 | 小原 拓也 | オバラ タクヤ | 1年次配当 | 4 |
科目ナンバー
CG-OM5-701L
履修条件・関連科目等
学部レベルのミクロ経済学、マクロ経済学、財政学、公共経済学、経済数学と同程度の内容を理解していること。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
指定のテキストを輪読する。
科目目的
指定のテキストの輪読を通じて、財政学の規範的アプローチにおいて必要な分析手法の習得を目的とする。
到達目標
修正論文を作成するために必要な知識を身につけること。
授業計画と内容
第1回:Equilibrium and Efficiency (1): Competitive Economics
第2回:Equilibrium and Efficiency (2): The Exchange Economy
第3回:Equilibrium and Efficiency (3): Efficiency of Competition
第4回:Public Goods (1): Efficient Provision, Voting
第5回:Public Goods (2): Mechanism Design
第6回:Public Goods (3): Club Goods and Local Public Goods
第7回:Externalities (1): Examples, Market Inefficiency
第8回:Externalities (2): Pigouvian Taxation
第9回:Externalities (3): The Coase Theorem
第10回:Imperfect Competition (1): Market Structure and Welfare
第11回:Imperfect Competition (2): Regulation of Monopoly
第12回:Imperfect Competition (3): Regulation of Oligopoly
第13回:Inequality and Poverty (1): Inequality Measurement
第14回:Inequality and Poverty (2): Poverty
第15回:Inequality and Poverty (3): Unequal Opportunities
第16回:Inequality and Poverty (4): Intergenerational Inequality
第17回:Commodity Taxation (1): Deadweight Loss, Tax Incidence, Lump-Sum Taxes
第18回:Commodity Taxation (2): Ramsey Rule
第19回:Commodity Taxation (3): Equity Considerations, Public Sector Pricing
第20回:Income Taxation (1): Equity and Efficiency
第21回:Income Taxation (2): Optimal Income Taxation, Two Specializations
第22回:Income Taxation (3): Numerical Results
第23回:Tax Evasion (1): The Extent of Evasion, The Evasion Decision
第24回:Tax Evasion (2): Auditing and Punishment
第25回:Limits to Redistribution (1): Revelation Principle, The Tax Principle
第26回:Limits to Redistribution (2): Tax Mix (Separation Principle)
第27回:Limits to Redistribution (3): Capital Income Tax
第28回:Limits to Redistribution (4): Non-Tax Redistribution
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 40 | 輪読テキストに掲載の問題から宿題(10%×4回分) |
平常点 | 60 | 内容の理解度(20%)、討論への積極的な参加(20%)、プレゼンテーション(20%) |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション/実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
「輪読するテキスト」
・Jean Hindriks and Gareth D. Myles, "Intermediate Public Economics", The MIT Press, Second Edition, 2013年
ISBN-10: 0262018691
ISBN-13: 978-0262018692
※上記は候補であり、最終的には受講生と相談して決める。
その他特記事項
受講希望者は履修前に必ず担当教員に相談して下さい。